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福岡大学サッカー部

福岡大学サッカー部・乾眞寛監督、有吉和哉コーチが語る『CLIMB DB』『Atleta』活用法

『精神論に頼らず、数値で現実を見ながら確認できるのが良い』

――『CLIMB DB』導入のきっかけを教えてください。

福岡大学は毎年全国大会に出場していたのですが、去年はケガ人が多かったり、コンディションを維持できず、チームのパフォーマンスが急激に低下したこともあり、全国大会出場を逃しました。今年はそこを改善するために新たな取り組みをしようと考え、コンディショニングコーチを招聘し、『CLIMB DB』を導入することにしました。

――毎年のようにJリーガーを輩出している福岡大学さんですが、昨年は苦しいシーズンを送ったわけですね。

そうなんです。今の時代、いろいろな方法論や情報がたくさんありますが、選手たちは与えられることに慣れてしまって、自分自身でコンディションを管理すること、自己分析する力が低くなってきていると感じています。これまで全国大会で優勝したり、上位に入っていた頃の選手たちは自己管理能力が高く、チームとしても個人としても次のステージ、つまりプロに進んで成功したいという強いモチベーションがありました。

――プロに進んで活躍する選手は、大学時代にどのような取り組みをしていたのでしょうか?

食事や筋トレ、身体のケアといった部分には、人一倍真面目に取り組んでいました。福岡大学のOBに坪井慶介(元日本代表/浦和レッズ→湘南ベルマーレ)がいますが、彼は浦和レッズ加入後、新人賞に選ばれ、日本代表としてW杯に出場しました。大学時代、彼はとにかく日々の取り組みの質が高かったんです。今年のチームのGKで、ユニバーシアード日本代表でもある永石(拓海)も、取り組みの質はすごく高いです。彼はセレッソ大阪への加入も決まりまして、大学の4年間で目標に向けて努力を重ね、進路を切り開いたわけです。

――プロになる選手の話を聞くと、日々の取り組みの重要性を感じます。

大切なのは、1日24時間を自分でどうデザインするかだと思います。何の物差しもなく生活していては、振り返るにも振り返られませんよね。その意味で『CLIMB DB』や『Atleta(アトレータ)』は、日々の生活やトレーニングを振り返るためのツールになると思います。振り返る材料があるかないかで、大きな違いになります。福岡大学に来たからプロになれるのではなく、自ら考えて努力することを4年間続けて来た結果、プロから声がかかるわけです。『CLIMB DB』や『Atleta』は、その手助けになるツールだと思います。

――福岡大学が掲げる、攻守にインテンシティの高いサッカーを実現するには、コンディションの充実が不可欠です。そのあたりはどうお考えでしょうか?

土台となるフィジカルやコンディションを作らずに、戦術やシステムなどを積み上げても、すぐに崩れてしまいます。うちの選手はプロに行って長続きしている選手が多いのですが、プロに入って伸びていく選手は、大学4年間でベースを作れている選手です。『CLIMB DB』や『Atleta』と我々コーチ陣の両輪が選手の自覚を促すことで、自己管理能力が伸びていきますし、コミュニケーションが双方向で進み、それがチーム全体の底上げになっていくと思います。

――『Atleta』を使うことで、チームにどのような効果を期待していますか?

一番期待しているのは、選手が自分と向き合って、自己分析、自己管理をして、自分を変えていこうという意欲や行動につながること。我々が管理するというよりは、本人たちが自己管理している部分をスタッフが客観的に見る。あとはケガをしてリハビリ中の選手が、どのような状態で、どのような取り組みをしているか。復帰時期などの参考にもなりますし、選手も『Atleta』に入力して、それを我々コーチングスタッフが見ていると思うと、リハビリの励みになるのではないかと思います。

――チーム強化にデータを活用することの重要性は、どうお考えでしょうか?

今年からGPSのデバイスも導入して、日々のトレーニングデータを採っています。それも『Atleta』で管理しています。『Atleta』に選手自身が入力する主観的なデータと、GPSから採取する客観的なデータを合わせることで、1週間のトレーニング強度の変化がわかります。精神論に頼らず、数値で現実を見ながら簡易な形で管理できて、自分でも確認できる。それも『Atleta』の良い部分だと思います。

――高校のサッカー部で『CLIMB DB』や『Atleta』を使ってくださるチームが多いのですが、大学の監督という立場から、高校時代に食事や睡眠、コンディショニングに目を向けて、選手としてのベースを作ることへのアドバイスをお願いします。

高校年代から少しでも自分のコンディションに目を向けて、自主的に管理する能力を身につけるのは、すごく大事なことだと思います。そのベースを大学ではもう一段、高い次元に上げていきます。高校年代でベースを築いて、大学で引き上げることができれば、7年間という長い年月になります。早いうちに身体やコンディションの重要性に気がついて、損をすることはありません。我々は今年の春に『CLIMB DB』を導入して、『Atleta』に切り替えたばかりですが、コンディション管理が日常化することで、選手としてのベースの力が上がり、それがチーム力が上がることにつながっていくと思います。

※インタビューはCLIMB DBからAtletaに切り替える、導入研修の日に行いました。

有吉和哉コーチ

「福岡大学サッカー部が目指しているのは、インテンシティの高いサッカーです。これはコンディションが良くないとできません。去年はケガ人が多く、選手をやりくりしながら戦っていました。『CLIMB DB』を導入して5ヶ月になりますが、選手それぞれが自分の体のことを気にするようになりました。コメント欄を見ると、体のどこが張っているなど、備忘録のように入れていることも多いです。サッカーが上手くなるためには、全体練習の時間だけでなく、練習の1時間前にグラウンドに来て、何をするのか。練習が終わった後に何をするのか。練習の準備や練習後のケアなどを、しっかりとしないといけません。『Atleta』を使うことで、我々スタッフが見えないグラウンド外の部分で、食事のコントロールもできるようになります。スマートフォンはみんな持っているので、良いツールだと思います。選手たちが「自己管理をしなければいけない」という気持ちになる、そのきっかけになっています。『Atleta』を使うことで、「自分のパフォーマンスを良くする」という観点で、日々の生活を送っていく集団になればと思います」

◎奈良崎寛コンディショニングコーチ、飯田幸紀アスレティックトレーナーのインタビュー記事はこちら
◎永石拓海選手(セレッソ大阪加入内定/ユニバーシアード代表)のインタビュー記事はこちら