×
検索
Menu
ホーム > 導入事例 > サービス別 > CLIMB DB > 駒澤大学附属苫小牧高等学校 吹奏楽局 内本健吾先生が語る『CLIMB DB』活用法

駒澤大学附属苫小牧高等学校 吹奏楽局

駒澤大学附属苫小牧高等学校 吹奏楽局 内本健吾先生が語る『CLIMB DB』活用法

「『CLIMB DB』は“体調”を可視化するツール」


――『CLIMB DB』を導入しようと思ったきっかけを教えてください。

常々、何をするにも体調管理が一番大事だと思っていました。体調は目に見えないものですが、うまく目で見てチェックできるツールはないかと考え、過去にはノートを使ったりもしました。そんなときに『CLIMB DB』と出会い、使わせてもらっています。アプリの中で多くの情報が完結するので使いやすいですし、私としては『CLIMB DB』は外からは見えにくい、体調を可視化するツールだと思っています。

 

――以前はノートを使って、生徒さんに体調などを書かせていたそうですが、具体的にどのようなことを書いていたのでしょうか?

ノートは10年ほど前から取り入れていて、オリジナルのものを使っています。目標や日々の状態などを文字にして書くことで潜在意識に刷り込まれますし、継続することでメンタル面の素養を作ってほしいという考えで始めました。いままでノートを使って、紙でやってきたことが、『CLIMB DB』のアプリに変わったというイメージです。ノートだと、毎日回収してチェックするのは物理的な問題もあって難しかったのですが、アプリだとパソコンやスマートフォンがあればどこでもすぐに見ることができるので、とても便利だと思います。

P1030344.JPG

――紙とアプリの違いはどこにあると感じていますか?

一番はリアルタイムに、双方向で入力、確認できることです。生徒には、毎朝入力するように言っているのですが、朝に確認したコメントやデータを見ることで、放課後の練習のときに声をかけやすいんですね。
それと、学校でのあいさつの仕方で、生徒の様子がわかるんです。調子が悪そうだな、疲れているのかなと感じる生徒の状態を『CLIMB DB』で見ると、実際、疲労度が高く表示されているということがありました。こういった情報をインプットして、声掛けのタイミングなどの判断材料にしています。

――日々のコンディション入力の他に、独自で行っていることはありますか?

毎日『感謝』というテーマで、該当する人をコメント欄に入力しています。例えば月曜日は「身内で感謝する人」、火曜日は「感謝する仲間」など、曜日ごとにテーマを決めています。書いている内容を見ると、生徒たちが何を考えているかがわかるんですよね。

――感謝の気持ちとは、素敵ですね。

高校の3年間という短い時間の中で、成長する生徒とそうでない生徒の違いは何かを考えた結果『感謝の気持ち』に行き着きました。親や友達、先生方などに感謝の気持ちを持つ生徒は、グッと伸びるんです。親への感謝の気持ちなどは、見過ごしてしまいがちですが、学校に通わせてもらって、吹奏楽を続けることができているのは、親のサポートがあるからですよね。金銭面の負担もある中で、吹奏楽ができていることを当たり前と思わずに、日々、感謝の気持ちを持つ。それを毎日5分間、自分と向かい合って『CLIMB DB』に入力する。これを1日の最初のタスクとして、生徒たちにやるように言っています。

――そういったことを入力することで生徒さんはどう変わっていきますか。

我々大人もそうですが、壁にぶつかった時や、苦しくなった時に自分を動かす原動力は「誰かのために何かできるかどうか」ということだと思いますが、生徒たちもそこに気づきやすくなります。
我々のように音楽をやっている場合、特に「誰かに聴いていただくこと」が大前提です。誰かに聴いていただいて喜んでいただくために技量を上げていこうという気持ちが培われるんです。

P1030344.JPG

 

――『CLIMB DB』はスポーツの現場で使っていただくことが多く、吹奏楽での導入は全国で初となります。どのような効果を感じていますか?

先日、山口県に演奏ツアーに行き、四日間で10回の本番があったのですが、体調を崩した生徒がひとりもいませんでした。生徒の中には体力に不安を持っている生徒もいる中、これは『CLIMB DB』を導入したことによる効果が大きいと思います。更にはっきりしているのは、朝食を食べるか食べないかが生徒たちの一日にすごく影響しているということです。『CLIMB DB』を見て、朝の気分や1日の調子が悪い生徒は、朝ご飯を食べていないことがわかりました。そこで保護者の方と朝食を食べたか、メニューの内容、起床時間などを共有することで、確実に意識が変わってきました。

――演奏会や大事な大会に向けて、『CLIMB DB』をどう活用していくイメージをお持ちですか?

大会前は心身ともに疲れが出やすい時期です。メンタルの不調は体に出ますし、体調が悪いとメンタル的にも苦しくなってきます。心身ともに体調を維持するために、何をしなければいけないかが、『CLIMB DB』を見るとわかります。普段、何気なくやっていたことが、体調に良いことであったり、その逆もあります。こちらとしてもデータがわかると可視化できるので、好不調の原因がわかりますし、生徒たちに気づかせるための重要なツールになっています。

P1030344.JPG

――高校の3年間は社会に出る前の準備の時期ですが、高校年代に心や体に目を向けることの重要性はどのようにお考えでしょうか?

この年代で自分の心や身体をコントロールする力を身につけることは、社会的な対応力にもつながります。私も経験があるのですが、大学受験に向けたコンディショニングにしても、体調を無視して無茶な勉強をすると一時的には良くてもどこかに必ずしわ寄せが来ます。部活もそうで、本番で実力を発揮するためのベースになるのが日々の生活です。その質をどれだけ上げていくか。そこはぜひ、高校年代で培わせてあげたいと思っていますし、『CLIMB DB』はそのためのツールになると思います。

P1030344.JPG

■辻岡菜々子 3年 『CLIMB DB』担当

楽器はトロンボーンを担当しています。『CLIMB DB』担当として、部員に体調や疲労、起床、就寝時間、食事や入浴時間などを記入してもらうように声をかけています。
『CLIMB DB』を毎日入力しているのですが、体調が良いと笑顔マークが出るので、この日は体調が良かった、悪かったと振り返れるようになりました。特に体調が悪いと、自分の鳴らす音や演奏に影響が出るので気をつけています。
アプリのコメント欄には毎日『感謝する人』を入力しているのですが、中学時代は気がつかなかった、身の回りの人たちへの感謝の気持ちを強く持つようになりました。いまは毎日、アプリに入力するときに家族や友人、先生、先輩、部活の仲間など、一人ひとりの顔を思い浮かべています。
今年の目標は吹奏楽コンクールや大会で結果を出すこと。マーチング大会にも2つ出させていただいているので、コンディションを整えながらより上を目指したいです。