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四国学院大学 サッカー部

サッカー部監督・本吉 剛氏が語る指導論と『Atleta』活用法

「サッカーを通して人として成長し、次代のサッカー界を担える人材を育てる」


<チームの情報>2019年5月現在
指導体制:監督1名、コーチ1名、トレーナー1名(週に1回)
主な成績:2018年度 第67回全日本大学サッカー選手権大会 出場
部員数:46名
Atleta導入時期  2018年3月

四国学院大学 サッカー部は2018年3月より『Atleta』の利用を開始しています。
同年、創部8年目にして四国大学サッカーリーグ1部初優勝を果たし、第67回全日本大学サッカー選手権大会に出場しました!
今回、サッカー部監督の本吉 剛氏に指導論や『Atleta』の活用方法について伺いました。

蓄積された体調のデータから、自身を把握しコンディション管理できる選手を育成


Q:『Atleta』を導入したきっかけを教えてください。
└サッカーノートのようなものに、体重と体脂肪率は毎週測って記入をさせたり、重要な試合や遠征の後などは体調面や戦術的なことを書かせていましたが、ノートは同時性もなく選手によって提出したりしなかったり、また体重増減のグラフ化やノートを集める作業などは手間がかかるなと思っていました。そういった中で『Atleta』を紹介してもらいました。安価で手軽に使えることと、アプリのため選手たちが持っているスマートフォンで、普段の自分のコンディションや体重なども簡単に記録・管理できるのは便利だと思い導入しました。
また、練習をAチームとBチームなどに分けて行ったりしているのですが、Aチームの活動日に、Bチームは休みの時もあるため、我々が毎日同じ時間に全員と会うことができるわけではなく、周知事項などを伝え忘れたり、来ていない選手は聞くことができなかったり、情報の伝達にもタイムラグやばらつきが出ていました。『Atleta』を利用してからは、連絡事項もメッセージで全選手に同時に送ることや、グルーピングして必要な選手にだけ送付することができ、情報漏れも減り楽になりました。

Q:『Atleta』を導入することで、監督が期待していたことはありますか?
└最終的な理想は、コンディション管理が個人でできるようになることが一番いいと思っています。日々の体調やコンディションなどを記入していく中で蓄積されたデータを把握して、「体調がよくないから休みを入れよう」とか、過去のコンディションがいい時の状態と比較して、食事や睡眠の面でも「もう少し炭水化物を取ろう」「もう少し睡眠をとろう」など、自ら記入していき自分の情報が蓄積されていくことで、個人でコンディションを把握し管理できるようになってもらいたいです。
もちろん指導者が全選手のコンディションを一度に見られるというのは良さではありますし、それも大事ですが、最終的にはこのようなツールを活用し個人が自身のコンディションを把握して自主的に行動できることが一番望ましいです。

Q:『Atleta』を導入前の課題はありましたか?
└やはり受け身なことです。色々な課題などをこちらが言って初めて気がついたり、その課題に対しての解決策や改善方法などを提案して初めて動き出すという受け身な姿勢だったので、監督に対しても「ここが足りないと思うからこういうことやりたい」「こういうことをやってもいいですか」といった、自分たちでもっとアクションを起こすことを僕は待っていました。監督が全部わかっているわけではないし、選手のなかでも色々な提案やアクションを起こして、トライ&エラーしていくことで次にもつながると思っています。

Q:『Atleta』を使い始めて、選手の意識や行動など変化はありましたか?
└色々なことを実施してもそれを受け入れて積極的に行う選手と、何回言ってもなかなか記入しなかったり、遅れたりしてしまう選手も何割かいるので、両極端ですね。ただ試合に出てより上を目指していたり、この先にプロやもっと上のレベルでサッカーをやりたいという選手は利用頻度が高いです。試合に出場できる実力のある選手が積極的に活用しているのはいい傾向だと思っていますし、利用していなかった選手もそれを見て変わってきていると思います。

1日1回必ず食事を記録!行動することで意識を変化させる


Q:『Atleta』をどのように活用していますか?
└よく見るのは、コンディション機能です。体の気になる部位や睡眠時間、主観的な疲れ具合などは、コンディション比較機能を使って確認しています。うちのサッカー部は寮がないので、基本的には実家から通っているか、それ以外は一人暮らしです。そうすると食事や睡眠時間など私生活が不規則になりがちなので、そういう意味でも気にかけています。
食事も1日1食は携帯で写真撮るだけでもいいから、記入しなさいと言っています。毎日、同じ食事ばかりでなく、朝食を撮ったら次の日は昼食を撮るというようにしながら、記入するように指示しています。1回でも報告が必要と思えば、1食だけでもしっかりしたものを食べなければと意識するようになると思うので、そうなってくれればいいです。
また、週に1回来てくれるトレーナーもAtletaの管理者となっているので、毎日来られなくても体調管理にはつながっていると感じています。監督・コーチ・トレーナーが毎日顔合わせられなくても情報を共有し、寝てない選手や体調が悪い選手などには、監督の自分が話す前にコーチに話してもらったり、体の気になる部分については、トレーナ―からも選手にメッセージを送ることもあります。

Q:食事の記入は全員1日1回していますか?
└それも選手によって様々です。ただ、きちんと載せている選手には「しっかりやれているな」とか「いいんじゃない」といったメッセージを返すようにしています。体調面も同じで、「今週は身体が重くて」など詳しく自分なりにコメントを書いてくれる選手もいるので、そういう選手にはきちんと返事をするようにすることで、「ちゃんと見ているぞ」というメッセージにもなり大事だと思っています。また、コメントを返したらそれに対して返事がきたりするので、実際に顔を合わせたときも「よく書いているじゃん」と話しかけるなど、コミュニケーションにも繋がっています。

Q:『Atleta』を活用するにあたり、独自の取り組みなどありますか?
└毎月の入力率を出してもらいグラフにしてランキング(上は100%から下は20%)を部室に貼り出すことで、意識の変化を狙っています。ランキングを見て、自分も入力しようと意識が変わった選手は、少しずつですが増えていると思っています。
以前は、入力しない選手は全然入れていませんでしたが、ランキングが下でも入力率が6割~7割くらいの選手が増えてきました。

Q:昨年は四国大学サッカーリーグ1部初優勝を見事果たし、全日本大学サッカー選手権大会に出場されましたが、『Atleta』はその後押しとなりましたか?
└色々遠征に行ったり、全国大会に出るような強豪大学と試合をした際は、相手チームが行っているコンディション管理の仕方などをミーティングで話し合いました。また遠征に行って感じたことを『Atleta』に800字以上で書くように指示しています。サッカーなら「攻撃と守備や攻守の切り替えについてと」いう視点で書きなさいとか、あるいは「体調管理や強豪大学との体格の差をどのように感じたか」などを書くようにさせました。帰りのバスの中や移動中など記憶が新しいうちに書かせることができましたが、これはノートだと大変な作業なので、スマホアプリならです。このように書くことによって、自分なりに振り返りができ、その内容について考えることもできるので、すごくいい効果だと思っています。

若年層のスポーツ指導は、一方通行から双方向の時代へ…


Q:監督が指導について大切にしていることやモットーなどがあれば教えてください。
└僕は四国学院大学に来て5年目ですが、大学生は社会人になる前の最後の4年間ということで、社会にきちんと通用する人材を輩出したいと思っています。その中でも、自分が好きなのはサッカーなので、まずは次のサッカー界を担える人材や、サッカーに貢献できるような人材を輩出したいという想いがすごくあります。自分自身もサッカーに育てられたと思っているので、サッカーに恩返ししたいという気持ちはものすごく強くて、プロになる選手ももちろんですが、プレイヤーでなくてもフロントでもいいですし、少年サッカーで子どもを教えるような地域のコーチでもいい、本当に真剣にサッカーが大好きでサッカーを支えていくような人材をこの大学のサッカー部から出したいと思っています。
僕は、香川県内でサッカー指導者の資格制度である指導者ライセンスのインストラクターとしてコースも持っていますが、今ライセンスを持っている選手も10人ほどいるので、「積極的に将来サッカーの世界で生きたいのなら、指導者の勉強はしなさい」と促しています。
また、感覚でサッカーを教えるよりも、サッカーの原理原則や指導者はどのように考えて練習を構築するかなど、そういうことが選手のうちにわかっていると、我々指導スタッフがいないときにも、学生コーチとして自分たちでオーガナイズすることにもつながってくると思います。

Q:最近は部活動の指導方法について話題になることも多いですが、今後部活動をはじめ若年層の選手への指導は何が大切になってくるとお考えですか?
└自分は52歳になりますが、昔は指導者から強く言われてもその気持ちをわかろうとする傾向があったと思いますが、今の子は、強く言えば「はい」と返事はしますが、理解や納得をしていなければ気持ちには通じておらず、どんどん心を閉ざして離れていってしまいます。だから、きちんと話して理解させたり、選手が自分の指導やコーチングに対してどのように考えているか、理解しているかということを、選手の意見も伝えさせることがものすごく大事だと思います。これから一方通行の指導しかできない指導者はだんだん絶滅していくと思います。
現代は、選手個人が自分の意見をもって全世界に向けて発信できる時代だからこそ、指導の現場も閉ざされたものではなく、自分の選手に対する発言や指導方法は、他の人が見ても本当に納得できるようなものなのか、ミーティングで自分が話していることは選手の父兄が一緒に聞いていても、果たして納得できるものなのか、ということを客観的に見ることはすごく大事だと思います。だからいつオープンにしても大丈夫な発言やトレーニングなど、きちんと裏付けがある活動をすることがとても大切だと感じています。閉ざされた世界をもっと客観的にみて、指導なども行う必要があるということです。
確かに、感情的になったり失敗することもありますが、その時は選手に謝るといった態度を取ることも大事だと考えています。

選手が語る『Atleta』活用法はこちら!
http://www.climbfactory.com/result/case/3112/