×
MENU
検索
お問い合わせ
ホーム > 導入事例 > サービス別 > Atleta > 監督・薮崎 史氏が語る『Atleta』活用法

熊本県立熊本商業高等学校 女子バスケットボール部

監督・薮崎 史氏が語る『Atleta』活用法

<チームの情報>2019年8月現在
主な成績:
2018年度 熊本県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技 第3位
2018年度 熊本県高等学校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ県予選) 第3位
2019年度 熊本県高等学校総合体育大会 バスケットボール競技 第2位
部員数 28名、マネージャー3名
指導者数:1名
Atleta導入時期: 2017年9月~
指導歴:
2006年 県立矢部高等学校へ赴任し、県内ベスト8を経験
2009年 県立熊本商業高等学校へ赴任

―バスケ部は人間力を育むフィールド!


Q.選手を指導する上で大切にしていることを教えてください
└バスケットの前に人として、そして女性としてしっかりした人間になることです。
高校での部活生活は3年間しかありませんが、この先の職場や将来築く自分の家族に愛される存在になるよういつも伝えており、部活ではそういった人間力を養いたいです。
具体的に指示をすることは少なく、どうすれば人が気持ちよく過ごせるかということを自分で判断できるようになって欲しいと思っています。例えば昔、他校と合宿中に雨が降ってきたとき、一人の選手(卒業生)が玄関に並んでいる靴の横に1人1本ずつ傘を置いてくれていたことがありました。誰がやったかは言われなくても気の利かせ方に個性が出るので自ずと伝わってきますし、3年生になるとそこまで出来るようになることを実感しました。
指示されれば全員同じことが出来るのですが、それを能動的に出来るかどうかが1年生と3年生の違いのように思っており、バスケを通してそのような人間力の部分を教えられればと考えています。

―ケガの増加がきっかけに…。選手の食事の量をきちんと把握したい!


Q:Atleta導入の経緯を教えてください。
└2年ほど前から疲労骨折などのケガが続いたことが始まりでした。
これまであまりなかったことなのでその原因を考えていたのですが、選手たちをよく見てみると明らかに食事の量が減っていることに気付きました。昔の選手であれば、練習のときに体力がもたないと言って、指導側から何も言わなくてもご飯(それもパンではなく米)をかなり食べていましたが、それが段々と選手の食や体自体も細くなってきたことで昔はなかったケガが増えてきているのでは、という仮説を立てました。選手の食事内容はノートにも記入させていたのですが、メニューだけではなく、具体的にどのくらいの量を食べているのかまで知りたいと考え始めていたところ、『Atleta』と出会いました。サービスの内容を聞いて即決しましたね。私も自分で栄養指導の勉強をして選手に教えていたのですが、それもアプリがやってくれるならとても効率的になると感じました。また、選手にとっても指導者にとっても、紙に記入するよりもアプリで記録する方が負担は軽いです。

―保護者の協力があってこその『Atleta』!おかげで強い体へ成長中。


Q:『Atleta』の活用方法と、選手たちに起きた変化を教えてください
└大前提として、保護者の協力があるからこそより有効活用できています!自宅での食事を写真に撮ってアプリに載せるのは、保護者にとってはプレッシャーに感じる人も多いのでは、と思いましたが、あえてお願いしてみると非常に協力的で驚きました。『Atleta』で食事を確認するようになり、最初は量の少なさに衝撃をうけました。これだけしか食べていなかったのであれば、ケガをしても仕方がない、とさえ思いましたね。それからは食事の量が少ないと感じたら、私からコメントするようにしています。そうすると、段々と食事の量が増えてきたことを実感できるようになりました。特にご飯(米)は必ず食べるようにするなど、写真だと変化がわかりやすいです。
保護者からは、当初懸念していたようなクレームは有難いことに一度もなく、むしろ感謝の言葉をかけてくれます。「食事をチェックしてもらえるようになって、栄養素に対して意識が変わった」とか「子どもが頑張っていることをこうやって応援できるのは幸せ」という言葉をもらって、改めて恵まれた環境で部活ができていることを感じています。
食事を記録・管理するようになって、課題だったケガが減りましたし、エネルギーが持続するようになり選手が走れるようになってきました。選手たちもその効果を実感すると、食事の記録はより継続されるようになります。食事の大切さを伝えるためにも、有効なツールですね。
食事だけではなく、『Atleta』に記入されるコメントも見ています。その日の練習内容や、反省点を全員記入してくれるので、その日のうちに私が目を通して、気になることは返信するようにしています。

Q:選手の生理(月経)もコンディショニングの一環として行っていますか?
└生理日も『Atleta』で管理しています。生理中の選手だけ別メニューを組んだり、ということは特にしていませんが、どうしても体調が悪くなる選手はいるので、そこは自己判断で休むように伝えています。
また、あまりにも症状が重い選手には婦人科を受診してピルを飲むことを勧めることもあります。ピルによって症状が楽になる場合も多いので、もっと身近な薬として広まって欲しいと個人的には思いますね。若年層の間では“避妊薬”と誤解されることも多いですが、私自身も選手時代に服薬していてその効果を知っているので、選手には自分の体験談なども交えつつ伝えています。特にスポーツを頑張る女子たちは、遠征や合宿も多い環境のため、パフォーマンスだけではなく体を守ることにもつながる薬について正しい情報を知らないのは勿体ないと思います。
このように、体調管理は部活以外の時間も使い『Atleta』で綿密に行い、部活にはバスケットボールに集中する、という意識を大切にしています。イライラする日も、悲しい日もそれぞれありますが、目標をもって競技をしている以上、選手も私もそれをコートに持ち込むことはないようにしています。部活動としての2、3時間の貴重な時間をバスケだけに集中できる自立したチームを目指しています。

Q:『Atleta』以外で行っている独自の取り組みなどはありますか?
└外部トレーナーに、マッサージやテーピング、ストレッチ、アイシングの仕方などを教えてもらっています。適切なケアを学ばないとやはりケガにつながってしまいますので、選手たちは必要に応じて自分達で処置ができるよう、意識を高めています。

―選手の気持ちを聞きながら、「納得感」を大切にする指導論!


Q:今後、部活動をはじめ若年層の選手への指導には、何が大切だとお考えですか。
└指導者と選手というより、人と人として付き合うべきだと考えています。「指導者の言ったことに対して大きな声で返事をすればそれで良い」とは全く思っておらず、「はい」と言ったなら何故そう返事をしたのかを聞いたり、他に意見があればそれを促すこともあります。最近の傾向として、言われたことに対してあまり考えずに返事をすることに慣れている選手が多いような気がしていて、返事の理由について聞くと1年生はまず固まってしまいますね。
昔とは子どもの性質も変わっており、指導者が強く言ったことに対して歯向かうような選手は少なくなっていると感じますが、それは時代の違いだと捉え、接し方については我々が今の子たちにアジャストしていかなければいけません。
指摘すべきことがあったとしても、プレーが下手だとか、失敗したからといって怒ることはしないようにしています。それはある種私の責任でもあるからです。ただ、自分たちの責任を放棄したり、競技から逃げるような姿勢が見られれば当然怒ります。
また、選手だけで練習メニューを決めることはないのですが、何をしたいかを聞くことはあります。3年生にもなると、試合が終わった時点で課題と感じていることが私とほぼ一緒なので、なぜこの練習しているのかを十分理解した状態を共につくっていくことを心がけています。

 

キャプテン・岩下 千優選手が語る『Atleta』活用法はこちら!
http://www.climbfactory.com/result/case/3285/