MENU
検索

導入事例

佐賀学園高等学校 女子バレーボール部

顧問・佐保 孝明氏が語る『Atleta』活用法

<チームの情報>2019年9月現在
主な成績:
2018年度 全九州総合選手権佐賀県大会兼観桜バレーボール大会 ベスト8
2018年度 佐賀県高等学校総合体育大会 第3位
2018年度 春の高校バレー佐賀県大会 ベスト8
2019年度 佐賀県高等学校総合体育大会 第2位
部員数:34名
指導者数:顧問1名、副顧問1名
Atleta導入時期:2017年9月

―“当たり前のことを当たり前にする”ことで、競技に集中できる環境をつくる


Q:選手を指導する上で大切にしていることを教えてください
└バレーボールのプレーにおいてのモットーは、レシーブを中心に「粘り強く」あることです。
その他の面では、「当たり前のことを当たり前にやる」ということを大切にしており、挨拶・マナー・食事など日常のささいな部分も手を抜かないようにと伝えています。特に食事に関しては、きちんとした量・内容をとらないと練習中にばててしまったり、けがにつながってしまう場合もあるので、合宿などの機会を活用して念入りに指導を行っています。けがをして練習ができない状態になってしまうことが選手にとっても一番つらいため、体調管理には気を付けていますね。栄養素などは学校の授業でも教えていますが、やはり選手や保護者の意識が最も大きく影響するので、理想は自分で考えて必要なものをとれるようになって欲しいです。
また、チーム内の人間関係などで選手が悩みを抱えるケースもあるので、意識してコミュニケーションを取るよう心がけています。ただ部員が34名もいるとなかなか一人ひとりとじっくり話す時間は取れないので、出来るだけ指導のなかで会話をするようにしています。理想のコミュニケーションのあり方は選手によって異なり、声かけをすること自体が大切な選手もいれば、あまりそれを望まない選手もいるので、そこは見極めながら接しています。

―選手のコンディションを把握するためには、各データが可視化されたデジタルツールが最適!


Q:『Atleta』を導入するきっかけを教えてください
└きっかけは、選手のけがが続いていたことです。数年前から長期的な離脱につながるけがを負ってしまう選手もいて困っていたのですが、指導の対象が女子生徒ということもあり、どのようなコミュニケーションが最適か迷う部分もありました。さらに部員数も増えてきて、一人ひとりのコンディションを把握するのも難しくなっていた時期でもあり、どうにかして選手たち個々の状況を効率的に管理できないかと考えていた時に『Atleta』と出会いました。
今の高校生はPCやスマートフォンを普段から活用して生活しているので、デジタルツールは彼女たちにとって身近な存在なのだと思います。また、遠くから通学している選手が多く、電車に乗っている時間も比較的長いので、そのような時間を有効活用できるツールがより合っていると考え、導入に至りました。
指導者側も、デジタルの方が見やすいですね。体調の良し悪しも顔のマークで一目でわかりますし、睡眠時間なども一覧で見ることができるので、確認が非常に楽になりました。
アナログのノートも並行して使っており、練習の内容や感想はそちらに記入するようにさせています。手書きの文章などからは選手の個性や人柄が伝わってくるので、こちらはコンディショニングのためというよりは選手を理解するために活用しています。

―体調不良で部活を休む選手が激減?!佐賀学園の女バレ流の『Atleta』活用術とは…


Q:『Atleta』の活用方法と、導入後の変化を教えてください
└体調、睡眠時間、痛みの部位、体の症状を特に見ています。コンディションの不調を入力している選手は注意して様子を見て、本当に辛そうであれば試合に出す時間を減らしたり、練習メニューを少し変えたり、痛みのある部位に負担がかからないようなトレーニングに変更したりと、『Atleta』の入力事項を普段の練習にいかしています。慢性的な痛みを抱えている選手もいるので、その場合はアイシングを念入りにするなどの対応も可能になっています。
また、強制はしていませんが、選手によっては生理日を記録してくれています。生理日についてはなかなか指導側から聞くことができずにいた部分だったので、導入前は顔色などを見ながらなんとなく把握するしかなかったのですが、選手が自ら入力してくれることで、無理をしがちな合宿中なども注意を向けることができています。
このような活用を継続してきた効果の一つとして、けがや病気で休む選手がほぼいなくなりました。けがによる長期離脱は本当に一部の選手だけで、小さな捻挫や熱中症、風邪などの体調不良はこの1年半ほぼゼロです。これまではレギュラーの選手が完治まで半年以上かかるような大きなけがをしていたこともあったのですが、そのようなケースが激減したのはチームにとっても嬉しい効果ですね。
我々のチームはコンディショニング専属のトレーナーなどはいませんが、『Atleta』を通じて体調管理を心がけることで、以前は体調不良によって練習を休む選手が一定数いたのが、今では1年生から3年生まで全員が週に6日の練習に休まず来ています。

―指導者と選手の信頼関係をさらに強化し、いざ春高バレーへ!


Q:今後、若年層の選手への指導は何が大切になってくると考えていますか?
└指導者も人間ですので、腹が立つ瞬間や、不適切な発言をしてしまうこともありますが、チームの中で信頼感関係が成り立っていれば、指導の中での言動についてはねじ曲がって伝わることはないと考えています。ただ、今は第三者の目もある時代なので、慎重な伝え方は常に心がけています。
子どもたちも時代によって変わっているので、そこは指導者が子どもたちに合わせていくしかないですね。言葉一つをとっても、私たち指導者世代の捉え方と今の高校生たちの捉え方は異なり、冗談が冗談として伝わらないこともわかっているので、指導の場では誤解を与えてしまいそうな言葉は使わないようにしています。
指導者と選手間のコミュニケーションを丁寧に積み重ねていき、3年生最後の試合となる全日本バレーボール高等学校選手権大会ではなんとか決勝まで進み、優勝したいです!