2024.08.09
2年前に悲願の花園出場を叶えた北海道の強豪、立命館慶祥高校ラグビー部。一見『Atleta』を使いこなしていそうな実績があるチームの監督である松田先生も、実は『Atleta』ユーザーが皆んなぶつかる同じ悩みを抱えていました。指導の苦労、『Atleta』入力への苦労、結果を出すための苦労…今回は普段とは少し違ったスタイルで、『Atleta』活用の難しさについても赤裸々に語っていただきました。
同じように奮闘する指導者の皆さん。悩んでいるのはあなただけではありません。
チームの多様な体制と選手獲得の工夫、進学校ならではのメリットと課題
まずはチーム体制から教えてください。
レフリーをやる子がいるんですか。すごいですね。
レフリーをやるための資格を持っているということですか。
偏差値が高い進学校の印象があるのですが、そこに花園にも出場する名門ラグビー部があるというのは純粋にすごいなと感じています。
そんな環境の中でどうやって良い選手を集めているのですか。
同地区にそんな強豪がいる中でも、立命館慶祥でラグビーをしたいと思って来てくれる選手ってどんな選手だと思いますか。
外部コーチとの連携に活躍。『Atleta』活用の現状と展望
松田先生以外にもスタッフがいらっしゃるということですが、どのような体制で指導されているのでしょうか。
限られた中で、時間の使い方に悩んでしまいそうです。
確かに北海道は外での練習が限られますよね。5年ほど前に『Atleta』を導入していただいきましたが経緯や目的を教えて下さい。
『Atleta』を使って外部と連携が取れているというのは素晴らしい使い方だと思います。
導入時に考えていた、振り返りといった部分ではいかがですか?
確かに他の『Atleta』を使っていただいているチームでも、自主的な入力の定着に課題感を持っている指導者は多いですね。
ラグビーはタイムアウトが無い、自主性とリーダーシップが必要
主体性といったキーワードも出てきましたが、松田先生が選手を指導するうえで大切にしている事があれば教えて下さい。
進学校だから真面目な子が多いのかなって印象がありました。
松田先生自身は立命館慶祥のOBというわけではないんですよね。
そこから15年目にして花園に導いたということですね。花園に行った年と今とで選手の雰囲気の違いなどあったりしますか。
他の競技と比べても、「リーダーシップ」という言葉はラグビーの指導者から多く聞かれる印象なのですが、やはり競技において重要なキーワードになると感じますか。
選手との意思疎通と振り返り、そして指導体制の変化
『Atleta』を導入してからの選手の変化や選手からのリアクションはありましたか。
このプラス要素が全選手に伝わると嬉しいですが....選手自身で実感してもらえないと中々難しいでしょうか。
確かに文章にするだけで、自分の考えが整理されたりしますよね。
振り返りの重要性をいかに選手たちに意識させるかですね。
先生の間でも役割が分かれているのですね。
当時の苦労を経て、今の体制になっているのですね。
そういった環境を整えられるのも、松田先生の指導力があってのことなんだろうなって感じます。
ちなみに今協力してもらっているスタッフはどんな繋がりだったんですか。
結構ワンオペ状態で大変な思いをされている部活の指導者ってたくさんいると思います。そういった身近なところに協力を仰ぐことで強いサポートに繋がったりするんだなと感じました。
目標は『花園二勝』
やはり『花園出場』になるかと思いますが、チームとして今後の目標があれば教えて下さい。
いやいや、意外とあっさりそんな日が来るかもですよ。
応援しています。本日はありがとうございました!
立命館慶祥高等学校 ラグビー部(りつめいかんけいしょうこうとうがっこう)
松田 祐一(まつだ ゆういち)
<チームの情報>2024年7月現在
選手数:45名 マネージャー:6名 レフリー:1名
指導者数:9名(教員:4名、外部指導者:2名、トレーナー:3名)
Atleta導入時期:2019年3月
<チームの主な成績>
2022年度 全国高等学校ラグビーフットボール大会 出場
2021年度 全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会 出場