Atleta通信 | Atletaを使う意義は”自分と向き合う時間の大切さ”に気づくこと

2019.12.09

Atletaを使う意義は”自分と向き合う時間の大切さ”に気づくこと

【活用事例】#02 ラグビー 浮羽究真館高等学校

目次

プロフィール

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浮羽究真館高等学校 ラグビー部監督/吉瀬晋太郎氏

浮羽究真館高等学校(うきはきゅうしんかんこうとうがっこう) ラグビー部

<チームの情報>2019年11月現在
部員数:27名、マネージャー2名
Atleta導入時期:2019年2月

<主な成績>
第41回全九州高等学校ラグビーフットボール新人大会福岡県予選大会:準決勝進出
第72回全九州高等学校ラグビーフットボール大会福岡県予選大会:準決勝出場
第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会福岡県予選大会: 準々決勝進出

<保有ライセンス>
JRFUコーチ資格A級コーチ資格、日本体育協会公認スポーツ指導者、B級レフリー(九州協会)公認

W杯で世界中が盛り上がったラグビー。屈強な身体作りが求められるラグビー選手にもAtletaは利用していただいています。

国内屈指のラグビー強豪校がひしめく福岡県の中でも、のどかな田園地域に構える福岡県立浮羽究真館高校のラグビー部は、今年の県大会で”ベスト4″まで勝ち進みました。今回そんな浮羽究真館高校ラグビー部の吉瀬晋太郎監督にAtletaの活用法や選手たちへの思いを熱く語っていただきました。

チーム強化への秘訣が詰まっています。

Atletaを使って“自分と向き合う時間”を作ってほしい

Atleta導入のきっかけを教えて下さい。

もともと選手のコンディションは気にしていました。だから導入前からノートを使って日々の体調や食事、コメントなどは毎日書かせていました。ただ、選手人数分のノートを毎日チェックするのは正直大変で。
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先生は日中授業もありますもんね。

私は体育担当で、着替えや移動も多いのでその分時間も限られてしまって、そんな時間の合間を縫って毎日ひとりひとりチェックしてコメントも返していたので結構な負担になっていました。
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そんな限られた時間で全員分…大変だったんですね。

でも、この作業は選手たちにとって必要なことだと感じていたので。この作業やめることは考えませんでした。もっと簡単にできないものかなぁと漠然と考えていた矢先にAtletaの営業さんが学校にお越しになって。『これだ!!』って思いました。
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導入していただいてもうすぐ10ヶ月ほど(インタビュー当時)になりますが、ずっと高い入力率を継続していただいています。選手たちが続けられている秘訣や、Atletaの活用術などがあればお聞かせください。

週に一度は必ず選手全員にAtletaを使う意義を伝えています。
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Atletaを使う意義ですか。

部活動の練習なんて、たかだか一日2~3時間くらいしか取れないんですよね。じゃあ残り21時間をどう過ごすかと考えた時に、自分と向き合う時間を取ってほしいんです。
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自分と向き合うことはグラウンドじゃなくてもできます。そのサポートをしてくれるのがAtletaであり、使う意義だと考えています。」

 

確かに、一日のうち練習時間を除いた時間のほうが圧倒的に長いですからね。その時間を「Atleta」を通して有効的に使っていただけているのですね。

もう一つは私とのコミュニケーションツールとして使えるという点です。何気ないことでもいいから日々の思ったことを、「コメント」機能を通して伝えてもらっています。
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Atletaから彼らが何を考えているか知ることができた

特にご利用いただいている機能はありますか。

やはり「コンディションコメント」が一番ですね。あとはコンディションの「体調マーク」。あれは一覧からひと目で確認できてとても分かりやすいです。「身体の気になる部位」や「身体の症状」も必ず入力してもらっています。
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選手の現状を把握されるのに利用していただいているようですね。

それもありますし、知ることで選手との直接の会話にも繋げることができます。先程挙げた項目を見て、調子が悪そうな選手を気にかけつつ、声をかけることもできます。
そこから彼らが何を考えているかを知ることができるので、指導をしやすくなります。
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他にも利用されている機能はありますか。

「連絡ボード」は動画共有のために使わせていただいています。毎日昼食時間に部員全員で視聴覚室に集まって、弁当を食べながら練習試合の動画を見ているんですよ。
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毎日一緒にですか!すごくラグビー勉強熱心なんですね。

はい。そんな中、自宅や通学時間でも動画を見たいという選手たちの声が上がりまして、「連絡ボード」がとても都合の良い機能だったので使わせていただいています。
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入力率が高い秘密は"自分を見つめなおす時間の大切さを気づかせる"こと

Atletaへの日々の入力については選手たちも皆さん前向きなのでしょうか。

正直、なかなか入力してくれない子も若干いますが、それでも私は強制しません。これは私が人生を通じて伝えたいことにも繋がるのですが、『したいことをしてほしい』と考えています。
無理にさせても生産性少ないんですよ。大事なのはAtletaへの日々の入力、自分を見つめ直す時間がどれだけ大切かを自分自身で気付けるかどうかだと思っています。
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その先生の思いが伝わっているからこその高い入力率なのですね。

実は私、あまり選手を褒めないようにしているんですよ。もし褒めてしまうと、選手は『先生に褒められる』ためだったり、『先生を喜ばせる』ために頑張ってしまうんです。

でもこの時点でこの頑張りは自分が『したい』ことではなくなっているんですよね。
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確かにAtletaの入力に関しても、入力そのものを褒めてしますと、褒められるために頑張ってしまう子が出てしまいそうですね。先生の顔色を気にしてしまいそうです。

だから私は褒めるではなく『承認』するんです。選手が何をしたかを確認して承認。何をしたいかを聞いて承認。
だから私がするAtletaコメントの返信は「よし!」とか案外淡白なものになるんですけどね。とにかく日々、選手たちがすることを認めることが大切なんです。
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最後に今後の目標や、それに向けて頑張っているチームメンバーに向けてお願いします。

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我々浮羽究真館高校ラグビー部のチーム目標はあくまで日本一です。

特に今年のメンバーは勝たせたいんです。強かった3年生が抜けて、チーム力は落ちましたが、その分選手ひとりひとりが本当によく頑張ってくれています。
オフも返上したりして抜けた戦力の穴を一生懸命埋めようとしている選手たちの姿を見て、彼らならやってくれると期待しています。

引き続きAtletaを通して自分と向き合いながら、自分らしさを貫いて、目標に向かって一緒に頑張っていきます。
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インタビュー中、吉瀬監督からは常にラグビーへの愛情と選手たちへの信頼を強く感じました。

微力ながらもAtletaが、そんな吉瀬監督率いる浮羽究真館ラグビー部の力になれていることを心から誇りに思います。今後のご活躍にも注目です!

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