Atleta通信 | Atletaに“本気”で取り組むチームの意識が変わる選手、保護者、先生の活用術とは

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2020.01.27

Atletaに“本気”で取り組むチームの意識が変わる選手、保護者、先生の活用術とは

【活用事例】#05 ソフトボール 光明学園 相模原高等学校

目次

プロフィール

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光明学園 相模原高等学校 女子ソフトボール部顧問/高橋 あゆみ氏

光明学園 相模原高等学校(こうみょうがくえんさがみはらこうとうがっこう) 女子ソフトボール部

<チームの情報>2020年1月現在
部員数:36名、マネージャー1名
指導者数:顧問2名
Atleta導入時期:2019年6月

<主な成績>
令和元年度神奈川県高等学校秋季新人ソフトボール大会:優勝
平成30年度神奈川県高等学校秋季新人ソフトボール大会:優勝
第64回全国私立高等学校女子ソフトボール選抜大会:ベスト8

いよいよ向かえた2020オリンピックイヤー。東京大会での復活を果たし注目が集まる女子ソフトボールですが、そんな女子ソフトボール界でもAtletaはご利用いただいています。

今回紹介する光明学園相模原高校女子ソフトボール部の高橋先生は指導歴3年目にしてチームを全国大会に導いた経験もある実力者です。そんな高橋先生が重要視する選手の『人間力』、そしていかに選手に『考動』させるか。

チーム力向上を実現した指導方針とAtletaの活用術が詰まったインタビューです。

勝利への道は『人間性』を高める指導の積み重ね

本日はAtletaの活用方法や指導者としての考え方についていろいろお話聞かせていただきます。

よろしくお願いします!Atletaはほんとにたくさん活用させてもらっていますよ!
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早速嬉しいお言葉ありがとうございます!先生が指導されてから3年目ですが既に全国大会出場も果たされています。なにか指導において秘訣はありますか。

私は何もしていないですよ。選手たちがみんな頑張ってくれているんです。
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そんな選手たちを指導する上で先生が大切にしていることを教えて下さい。

選手たちにはソフトボールの技術を身につけることや、勝って結果を残すことも大切なのですが、まずは人間性を高めていってもらいたいなと思っています。
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なるほど、人間性ですか。

はい。『卒業して社会に出る時には、自分の周りに人が寄ってくるような人間になってほしい』と常日頃から生徒に伝えています。
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先生のおっしゃる『周りに人が寄ってくる人間』とはどういった人だとお考えですか。

一言でいうと、どんな人からも好かれる人です。好かれる人ってしっかりお礼やお詫びが言えたり、時間を守れるであったり、そういった当たり前のことができる人だと思うんです。
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確かに、そんな人と一緒にいたいって思いますもんね。

脱いだ靴を揃えなさいみたいな、細かいところから指導させてもらっています。そういったことの積み重ねが結果的にソフトボールの技術向上にも繋がればなと思っています。
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コンディションチェックポイント!悩みの相談は「疲労度」をチェック

Atletaでは主にコンディション機能を利用していただいていますが、どのような項目を重点的に見ていますか。

体調とケガに関する項目は見るようにしています。あとは女子選手なので、変動しやすい体重や体脂肪は気にしていますね。こういった情報は外部コーチや他のスタッフにも共有しています。
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疲労度の項目は見られていたりしますか。

精神的疲労度と肉体的疲労度のどちらの項目も注目しています。疲労度が高い選手には積極的に声掛けするようにしています。特に精神的疲労度が高い選手は悩みごとがある事が多いので、相談に乗ってあげるようにしています。そういったことに気づける点もAtletaには助けられています。
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女子選手ということで、月経項目もご利用いただいているかと思いますが。

いちばん大切なことだと思います。特に高校生くらいだと運動量や体脂肪率の変動によって月経の周期が変わったり止まってしまったりすることがあって、将来的にも良くないので、そういったことのないように必ず記録させています。
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食事機能で保護者のモチベーションがアップ!改善サイクルができた

食事機能はどうですか。

食事も細かく入力させています。食事の検索機能すごいですよね!食品ごとに細かくカロリー情報が出て!実はあの機能でモチベーションが上がっているのは保護者なんですよ。
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学生アスリートにとって食事面での保護者のサポートはとても重要ですからね。

あと、保護者は練習や試合を毎回チェックできないので、自分の娘の日々の頑張りをAtletaから見られるようにしたかったんです。そうすることで、保護者としては「我が子がこんなに頑張っているんだから自分もサポートしなきゃ」という考えになってくれて、食事への意識やモチベーションが上がった形です。
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選手と一緒に頑張ろうとする保護者もとても素敵ですね。

特に今みたいな冬場の時期はトレーニングを重視するので、たんぱく質量やエネルギー量に気をつけている選手たちが多いです。
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「そのことが選手たちから保護者に伝わって、保護者はそれに合わせて食事を作ってあげて…こういった循環がうまく回っているのかなと思います。」

コメント機能で『自分で考えて動く』ことの意識が上がった

Atletaの導入で指導そのものにも影響はありましたか。

すごくありましたね。毎日書かせている目標と反省に対して、それをクリアしようと頑張っている選手をすごく褒めるようになりました。その反面、自分が書いたことをやろうとしない選手には強く指導するようにしています。「ちゃんと自分が決めたことには責任を持って努力をしなさい」と日頃から伝えています。日々この意識ができているのはAtletaのおかげです。
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目標を選手自身で考えさせた上で行動するということが重要なポイントですね。

私が勝手に作ったんですけど『考動』という言葉をよく使っていて。
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部活のHPにも書かれていましたね。

一般的な『行動』というのは周りに言われて動くことだと私は捉えています。それに対して『考動』は文字通り自分で何をすべきかを考えて動くことで、こっちの『考動』を意識するようにと選手にはいつも言っています。それが習慣化されると社会に出ても必要とされる人間になると思うんです。
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入力してくれる選手の「本気」を受けて、自分のモチベーションも向上

Atletaを使うことで、先生のタスクも増えたと思いますが、負担になってはいませんか。

確かに毎日全選手分の入力内容をチェックしてコメントを返すのは大変ですけど、選手のことを知れるという点ではとても楽しいです!
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何より入力してくれる選手たちも本気ですし、保護者も意識を変えて協力してくれているので、その中で私が忙しいなんて言っていられないですよ!」

選手、保護者、先生がチーム一丸となって取り組む姿勢に感激です....。

それだけ私のモチベーションも上げてもらっています。Atletaとともに私も成長していますよ!
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高橋先生始め、Atletaを一生懸命使っていただいている光明学園相模原高校女子ソフトボールの皆さんのためにも、今後もAtletaを良いものにしていくために私たちもがんばります!最後に今後の目標を教えて下さい。

チームとしては3月の選抜大会で日本一になることです。あとは結果に関わらず支援してくれている学校や地域の方々にソフトボールを通して恩返ししたいなと思っています。ジュニア向けの教室をやったりしているのですが、今後も少しでも社会貢献になる活動をしていきたいです。
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選手がコンディションやコメントの記録を頑張っていること、保護者が食事改善に協力してくれていること、それに応える先生の姿勢からAtletaを活用するチームの「本気度」を感じました

意識の変化は「先生の小さな指導の積み重ね」

が鍵になると改めて実感したインタビューでした。今後の活躍に期待です!