Atleta通信

2020.06.26

『日本一愛されるチーム』を目指すために、今できることを向き合って考えてくれた休校期間 

【活用事例】#10 ハンドボール 松韻学園福島高等学校

目次
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松韻学園福島高等学校 女子ハンドボール部 監督/中村広生氏

自粛期間中、オンライン活用で食事指導

自粛期間中で特別な活動は何かされていますか

Zoomを使ったオンラインでのフィジカルトレーニングを週4回やっています。
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また、『自炊チャレンジ』という新企画をしました。各々栄養素を考慮した食事を作り、写真を共有し、オンラインミーティングの際に誰のメニューが美味しそうかを競って盛り上がる企画です。

アンケート機能で「誰のメニューが良かったか」投票を行い、結果を連絡ボードに発表します。

栄養士の先生からのフィードバックも添え、自粛期間中食事も気をつけるよう指導しています。
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連絡ボードの画像 ※実際の内容とは異なります

この企画は中村監督が発案されたのですか?

3年生からの発信でした。オンライントレーニング以外の良い取り組みができないかと投げかけたところ、「時間があるから料理をしてみたい」という声が挙がったことがきっかけです。

選手たち自身も楽しめたようですし、保護者も料理を通して選手たちと接点を持てたという点で大変好評で、良い取り組みでした。
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インターハイがなくなり、モチベーションが一気に落ちてしまったタイミングだったので、気を紛らわすという意味でも何か作業をしてもらった方が良いかなと思いましたね。
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インターハイが中止となり、3年生はどの様な受け止め方をしていましたか。

大会中止がメディアで報じられる前に選手たちには、オンラインミーティングでその旨を伝えました。その時画面越しで泣いてしまった選手もいて、今年にかける思いが溢れ出ていました。その思いが僕も分かっていたので辛かったです。

何らかの代替大会をさせてあげることが僕も含めた指導者ができることかなと思います。

ただ、中止確定後に「自炊チャレンジ企画」が選手たちから出てきて、逆に僕が元気をもらいました。僕自身もすごく落ち込んでいましたが、選手たちに学ばせてもらいました。
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日本一愛されるチームになろう』というビジョンを持っています。

愛されるチームになるために、今できることを選手たちがしっかり向き合って頑張ってくれていると感じる休校期間でした。

 

女子を指導するにあたり意識していることはありますか。

生徒同士でグループを作ってしまうことがあります。それに違和感があったので、学年関係なくペアを組ませています。
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上級生の選手は下級生の選手に対して自然に「私が教えなきゃ」という使命感が生まれます。それが上級生の自立にも繋がり、チームの文化の浸透にも繋がると思います。
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毎朝のコメント、既読がわかる連絡ボード Atletaフル活用術

日々のAtletaの使い方を教えて下さい。

朝会時に一日の『パーソナルゴール』を決め、Atletaのコンディションコメントに記入します。
一日の終わりにはパーソナルゴールをどれくらい達成できたかを振り返り、記入してもらいます。
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パーソナルゴールとはどういう内容ですか。

パーソナルゴールは普段『学校生活の中での目標』と『部活での目標』の2つを設定しています。
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コメント例 ※実際の内容とは異なります。

一日の指針を設定できる点でコンディションコメント機能はすごく重宝しています。複数コメントを記入できる点も使いやすいです。

 

連絡ボードはどの様な使い方をしていますか。

連絡ボードでは主にチーム全体に向けた情報共有で使用しています。

直近での具体的な利用シーンとしては、

自粛期間中は、各選手の自主練のトレーニング強度について知りたかったので、一日どれだけのきつさでどれくらいの時間トレーニングをやっていたのかをアンケートを活用して聞きました。

導入前はYoutubeへ動画を投稿し、リンクをLINEで流していました。
動画を見た感想はノートに書かせていたのですが、誰がちゃんと見ていて誰が見ていないかが把握できず困っていました。

連絡ボードは既読未読が把握できて助かります。
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Atleta導入のきっかけを教えて下さい。

岩手県の強豪校からAtletaを利用されていると伺ったのがきっかけです。
同じ合宿で同じ部屋になり、Atletaを使われているのを見て色々教えてもらったのですが、ちょうどその2週間後にAtletaの方がいらっしゃりタイミングがよかったです。
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ノートからAtletaに切り替えて、選手や保護者の反応はいかがでしたか。

選手たちはすぐに慣れ使ってくれました。保護者も反応良かったです。

連絡ボードに試合映像を載せているのですが、試合へ応援に来られない保護者が見てくださっているようで、非常に喜んでもらえています。
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チームワークで日本一を目指す、勝つだけでなく多くを学んでほしい

選手たちを指導する上で大切にしていることを教えて下さい。

学校の部活動という面もあるので、競技力はもちろんなのですが、人間力の向上も目指しています。
また、ハンドボールはチームスポーツなので、チームワークは重視しています。『心を一つに』というキーワードをチームの横断幕にも掲げているので。そういうチームを作りたいです。
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ライフスタイルの部分がしっかりしないと技術は上がっていかないと思っています。
いくら練習を頑張っていても生活が乱れていたら結果は出ないという話は選手に常にしています。

部活でブログを開設されていますが、きっかけを教えて下さい。

これも選手の意見がきっかけです。
係を決めて基本的には選手だけで管理をしています。

目的としては普段の活動や遠征での試合の結果などを色んな人に知ってもらうことです。
ハンドボールという競技そのものの普及も目的としています。内容も選手に任せているのですが、僕も見ていて楽しいです。
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ブログの記事拝読しましたが、文章がしっかりしていますね。

それもAtletaの成果だと思います。
デジタルの文章を書く能力というのはこれからの人生にも必要な力なので、Atletaの日々のコメント入力などで培われているなと感じます。
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今後のチームの目標について教えて下さい。

最終目標としては、チームを日本一にしたいという思いがあります。
僕自身学生時代に熱心な恩師に教えていただいた経験があるのでそこの思いは強いです。
そして、ただ勝つだけじゃなくて、ハンドボールを通して選手たちには多くのことを学んで欲しいです。

あと、何より『日本一愛されるチームになる』は大きな目標です。
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最後に選手へメッセージをお願いします。

一言では言い難いですよね。
この期間は何か言葉をかけるよりも、逆に指導者がどれだけ選手たちに寄り添って、選手たちの心の痛みを一緒に共有しながら乗り越えていくしかないと感じています。

最後に何か区切りをつけられる大会、選手たちのこれまでの努力が報われる場を作るのは大人たちの仕事だと思っていますので、これから我々が頑張る番です。
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<チームの情報>2020年5月現在
部員数:22名
指導者数:3名(監督、コーチ、栄養士)
Atleta導入時期:2018年4月

<主な成績>
2019年度:
全国選抜大会 出場、東北選抜大会 準優勝、茨城国体 出場(福島県選抜に5名選出)、福島県総合体育大会 優勝

2018年度:
全国選抜大会 出場、東北選抜大会 4位、福島県総合体育大会 準優勝

<保有ライセンス>
日本スポーツ協会公認スポーツコーチ
(ハンドボールコーチ)

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