2023.04.19
今季創部初の関西女子学生バスケットボールリーグ1部昇格を決めた大阪産業大学女子バスケットボール部。今回はそんな実力ある大阪産業大学女子バスケットボール部の玉井監督にお話を伺いました。現役引退から指導者の道に進んだ玉井監督が感じた指導する難しさ、それを乗り越えるために切り替えた考え方を始め、選手とのバランスの取れた距離感の取り方や、判断基準を見つけるための『Atleta』の活用法など、かなり深い話まで伺うことができました。
言語化して選手に伝える難しさ
まずは玉井監督ご自身の経歴からお伺いしてもよろしいでしょうか。
『指導者をしたい』というお考えがあったとのことですが、そのきっかけや実際にその道に進む判断に至った経緯など教えてください。
指導者になって難しいと感じることはありましたか。
チーム作りですごく悩まれたということですが、具体的にどんなことを経て今のチームの形まで成長させたのでしょうか。
そのような考え方のシフトを経て、2022年度関西女子学生バスケットボールリーグの2部で優勝という結果が出たのですね。やはりチームの変化は感じますか。
『Atleta』での情報共有がコミュニケーションのきっかけになる
『Atleta』の導入を決めたきっかけを教えてください。
運用が楽にできそうという観点で導入を決めて頂いたのですね。実際にチームでどのように運用されていますか。
監督が一番注視している機能や項目はありますか。
データ管理をしっかりされている印象を持っていますが、活用している数字や基準値のようなものはありますか。
自分が困って助けを求めた時に受ける声の方が耳に入る
コミュニケーションのきっかけになっているとお話ありましたが、『Atleta』を通じて気づけたエピソードなどありますでしょうか。
気になる点があった際、監督から積極的に声掛けしますか。
食事管理もしっかり活用されている印象ですが、どのような観点で見ているか、教えてください。
『Atleta』の食事管理をきっかけに食品関係の会社に就職した選手も
チーム全体の『Atleta』の入力状況や内容を集計して連絡ボードで選手に展開されていましたが、あれはどのような意図があったのですか。
そのような取り組みを通じ、選手からの反応はありますか。
それは我々にとっても嬉しい話です。選手たちの身体作りの面では変化はありますか。
真面目な選手を基準に。頑張っていることを評価したい。
疲労度について具体的に気にする値や見方などありますか。
食事を毎日入れる真面目な選手もいらっしゃるとのことですが、入力を続ける選手と続けられない選手の差はありますか。
練習の強度調整について教えていただきたいのですが、具体的にどういった調整を行っているのでしょうか。
基準となる選手をウォッチして練習強度を判断されているのですね。
これ…記事にしちゃっても大丈夫ですか?
これから選手たちと一緒にチームを作り上げていきたい
最後になりますが、今後のチーム目標や目指すチーム像を教えてください。
大阪産業大学 体育会女子バスケットボール部(おおさかさんぎょうだいがく)
玉井 里英(たまいりえ)監督
<プロフィール>
JBAバスケットボール公認コーチB級
中高・保健体育教員免許
<チームの情報>2023年4月現在
部員数:23名
指導者数:3名
Atleta導入時期:2019年1月
<チームの主な成績>
◆2022年度
全関西女子学生バスケットボール選手権大会「7位入賞」
西日本学生バスケットボール選手権大会「ベスト16位入賞」
2部リーグ戦「全勝優勝」入替戦に勝利し1部昇格
関西女子学生秋季トーナメント大会「優勝」
◆2021年度
関西女子学生バスケットボール2部リーグ6位