2020.07.03
ソーニョFC掛川 監督 / 久道翔太氏
今回はソーニョFC掛川の久道翔太監督に現在の活動状況やAtletaの活用法、さらにはスポーツにおける思考力の重要性についてたっぷりお話を伺いました。
オンライン指導がうまくいく秘訣“動画配信とコメント機能”
自粛期間の中でAtletaを導入していたことで良かったと感じられたことはありますか。
集まれない中でも常に情報が共有されているのですね。
メソッドが確立されていたので、非常時でも選手たちに課題を課すことができたのですね。
選手にとっても指導者からの声は励みになると思います。
スマートフォンを避けない。有効的に使って技術の向上を望む
中学生世代が、スマートフォンを使ってコンディション管理をする点はどう考えていますか?
Atletaをクラブで活用することに関して、選手や保護者にも説明されていますか。
スマートフォンの正しい使い方の教育、中々できないことで素晴らしいと思います。
一昔前に比べると自分から得られる情報量が格段に増えた時代ですもんね。
「ただし絶対条件として、『人に迷惑を掛けるな』って部分を守るよう伝えています。ルールを守ることはサッカーにも繋がります。ルールの中で責任を持ってやりなさいということですね。」
Atletaで身に着ける“思考力”と“社会のルール”
Atletaで注視している項目などあれば教えて下さい。
睡眠時間が気になる選手には声掛けを意識していますか。
仮に22:30以降にしっかりした文章で振り返りが登録された場合は…?
(Atletaのコメント画面)
「社会に出た時のホウレンソウ(報告・連絡・相談)ってよく言いますが、Atletaを通して学べる良い経験だと思っています。」
Atletaでコメント機能を使うにあたってのルールは入力時間の他にありますか。
(利用イメージ)
「動画や記事を提供し、それに対する感想を300文字程度で書かせて、考えを自分の言葉で表現する練習をさせています。」
言語化の表現が得意な選手は、技術面でも高いレベルになるといった印象はありますか?
「上手くなる選手には2つのパターンがあって、
ですね。」
確かに中学生くらいだと脚が速い、背が高いというだけでかなり差をつけられますもんね。
「だから身体だけでなく頭も動かすために文章を書かせることや、選手から発信させることを意識的に促しています。Atletaを導入して一番身についてきたのは思考力だと実感しています。」
思考力の向上を選手に感じさせる工夫や、ノートからAteltaへ切り替えての変化など久道監督のインタビューは後編へ続きます!
>続きを見るからご覧ください。
ソーニョFC掛川(そーにょえふしーかけがわ)
<チームの情報>2020年5月現在
選手数:62名
指導者数:7名
Atleta導入時期:2017年12月
<主な成績>
・高円宮杯U-15リーグ静岡2019 3部リーグ準優勝(2部リーグ昇格)
・パロマカップ 2019年度第27回日本クラブユース選手権(U-15)大会 静岡県予選 決勝トーナメント進出
・JFA第25回全日本U-15フットサル選手権大会 東海大会出場
・高円宮杯U-15リーグ静岡2020 2部リーグ 現在開幕4連勝中(現在は中断中)
<保有資格>
JFA公認B級ライセンス
中学校・高等学校教諭一種免許(保健体育)