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陸上競技:インターハイ出場校一覧

中央学院高等学校陸上競技部

中央学院高等学校陸上競技部(千葉)監督 / 森道仁氏

Atletaとノートのハイブリッド型運用で考える習慣をつける!中央学院陸上部の指導法とは

 

<チームの情報>2020年12月現在
部員数:24名
スタッフ:4名
Atleta導入時期:2016年12月

<主な成績>
令和2年千葉県高等学校駅伝競走大会5位入賞(関東大会出場)
令和2年関東高等学校選抜新人陸上競技大会男子5000mW 7位入賞
令和2年千葉県高等学校陸上競技会 男子1500m 1位
全国高等学校陸上競技大会2020  男子1500m出場
令和元年千葉県陸上競技選手権大会 男子5000m1位 

 

Atletaの導入後の変化として感じることを教えてください。

 


Atleta導入前はノートで日々の活動を記録していました。一日の練習内容、学習内容、反省、食事管理の一環としてサービング表を細かく選手に書かせ、集めて確認していました。ところがノートの場合、確認できるのは翌日の昼以降で、場合によっては全く目を通すことなく選手に返す日もあり、悩んでいました。
導入してからは、見たい時に見られる点が良いですね。帰宅してその日の夜のうちにAtletaを確認し、選手の状態を把握した上で翌日の朝練習に参加でき、アドバイスにズレがなくなりました。
これは非常に助かっています。

また変化として、Atletaを毎日しっかり入力する選手と、入力し忘れる選手。たったそれだけの違いが1年後には大きな差となって現れました。Atletaの入力を継続する力もかなりメンタルに影響があると実感しています。

Atletaの入力の違いから生まれる差は手に取るようにわかります。
例えばコメントを毎日10〜20行書く選手と、毎日書いてもせいぜい2〜3行の選手。コメントを多く書く選手は、自分自身の行動や日常生活を客観視できています。これも1年したら思いっきり差が現れました。後者は1年経ってもずっと自己ベスト更新できなかった一方で前者はどうしても伸び悩む時期を経て、ある瞬間からドカンと成績が伸びましたね。

 

Atletaの活用方法を教えてください。

 


うちではAtletaとノートを並行して活用しています。

「ノートに書く」から「スマートフォンに入力」に変わり、「書く」機会がなくなりました。便利になる一方で文字を書かなくなることはいけないと思ったんです。
そこで、週末に週の振り返りを手書きで書かせています。かなりボリュームある文章になります。

コロナ禍の状況になり、Atletaで日頃の選手の状態を変わらずチェックできたのはよかったのですが、やはり書いて自分の考えを表現することも大事だと考えました。
選手たちは結構大変そうですが、しっかり考えていないと書けないので、考える習慣付けにはなったかと思います。