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陸上競技:インターハイ出場校一覧

仙台育英学園高等学校陸上競技部

女子長距離 釜石監督インタビュー

「選手の小さな変化にも気付くことが、選手との信頼関係に繋がる」

 

<チームの基本情報>
【利用サービス】    Atleta
【部員数】       17人
【スタッフ数】     3人
【導入時期】      2017年3月
【インターハイ出場人数】2人

 

 

チームの特徴を教えて下さい。


派手なチームと見られがちですが、派手過ぎず地味過ぎず普通の素直で真面目な選手が集まっています。

MTGをすれば選手は自ら良く発言しますし、練習中もときおり笑顔を見ることが出来る雰囲気のチームです。

選手に対しては、大学、社会人、母親になっていく将来のところを考えながら指導にあたっているので

日々の練習から私生活まで管理するのではなく、管理しなくても自主的に選手が行動できるように選手と信頼関係を築くことを心がけています。

 

選手との信頼関係を築く上で大事にされていることはなんでしょうか?


一つ目は、私自身が選手のために汗を流し動くことです。

日々の練習でマネージャーがやるようなことを自ら行ったり寮で選手のサポートをするために一緒に住んだりという事から

選手が我慢しなければならないことを私自身も一緒に我慢しています。

二つ目は、選手の小さな変化にも気付いて声を掛けることです。

目配り・気配り・心配りを日々徹底していて、タイムが伸びたという分かりやすいところだけでなく、

ちょっとした肉体的・精神的疲労が蓄積している状態を見て声を掛けています。

駅伝で最後に力になるのは、次の待っている人にタスキを繋ぐ、人のために走ろうという気持ちです。

そのために選手との信頼関係を築き、心に栄養を与えていくことが人のために走ることに繋がり

最後まで走りきる力になると考えております。

 

Atletaを導入してチームにどういう変化がありましたか?


以前までは練習日誌をつけていてそれを集めチェックすることや、日々の体重などのデータをまとめることにかなりの労力が掛かっていました。

それが、Atletaを使い始めてからは、スマートフォンでいつでも手軽に選手の状態を確認することが出来て、またデータを集計してくれることで労力が減りました。

特に大会には、この前の大会の時の状態とどう違うのかということをスマホでいつでも見れて、本当に手軽にできるようになったなと感じます。

 

Atletaでは、どのような内容を確認していますか?


日々一番チェックしているのは、私が見て感じる選手の肉体的・精神的疲労と選手自身が感じているその度合いにギャップです。

ギャップがある選手にはコメントを送ったり直接声を掛けて把握するだけでなく練習メニューの調整を行います。

また、日々の体重、食事、練習内容、月経の有無を見る中で、直接は言いにくい点のコミュニケーションを図り、

パフォーマンスも重要ですがそれ以上にケガに繋がる小さな変化を確認しています。

 

最後にインターハイに向けて一言お願いします。


まずは、決勝の舞台に上がり優勝が出来るようにコンディショニングしていきたいと思います。