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2020.05.14

自粛期間の今だから考える。”Atleta活用の方法と意義”

【活用事例】#09 サッカー RIPACE SOCCER CLUB

目次
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選手一人ひとりの『心技体』の成長とチーム強化をひたむきに目指すサッカークラブがあります。Jクラブや強豪校に選手を輩出しているRIPACE SOCCER CLUBです。

監督でありクラブ創設者の守山真悟さんはAtletaをいかに効率的に使うことで選手育成とチーム強化に繋がるかを模索し続けています。

今回はその守山監督にAtletaを使い続ける意義、また活動が制限される昨今だからこそクラブチームとしてできることについてお話を伺いました。

グラウンド練習以外の時間で"Atletaを活用する"

大変な時期にインタビュー受けていただきありがとうございます。新型コロナウイルスの影響でなかなか思うような活動ができていないと思いますが、いかがでしょうか。

今はサッカーの横の繋がりと情報交換しながら、工夫の方法を模索していますが、WEBトレーニングをやってみたりしています。
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オンラインでトレーニングを共有されているのですね。

はい。ですがトレーニングと言っても一人でできるものに限られてしまいますし、本当は2〜3人とかでやりたいトレーニングもあるのですが今は難しいですね。
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今は多数で集まるのが難しいですからね。

他にやっている新たな取り組みとしては、『やり方の見直し』ですね。特にAtletaの使い方についても見直す機会になりました。
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Atletaについて考えていただける時間を使っていただき、ありがとうございます。

かなり利用させていただいていますから。その中で、これまで使ってきた機能や項目のうち、『この項目は本当に意味があるのか?』『効果は見えているのか?』といった観点で振り返りをして、もっとAtletaを効率的に使うために考える時間を作りました。
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Atletaの利用率が非常に高いRIPACE SOCCER CLUB様ですが、導入のきっかけを教えて下さい。

まず、RIPACE SOCCER CLUBの理念として『心技体を整えて自立したサッカー選手になろう』を設定しています。Atletaはこの心技体の中の『心』と『体』を磨くために活用しています。
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『技』は練習で培われる技術ということですね。

はい。サッカーの練習は1日2時間ほどなので、残りの一日の9割を占める時間をいかにうまく活用するかが大切です。特に『体』の部分は食事や睡眠などの日常生活のコンディショニングといった練習以外の時間でできていくものなので、Atletaはこの時間の活用として利用させていただいています。
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選手の目標達成のために「コメント機能」で共有、共感する

Atletaの具体的な活用方法を教えてください。

コンディション機能に関しては体調や疲労度、睡眠時間等、一通りの項目は利用させてもらっていますが、中でも一番重要視しているのは「身体の気になる部位」です。選手側も入力することで怪我への意識が変わりますからね。
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選手は皆さんしっかり入力してくれていますか。

基本的には正直に入力してくれています。ただ、シーズン終盤になると中学3年の中で痛みやケガを隠しちゃう選手も出てきますね。最後はみんな試合に出たいので。
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その場合はご指導されますか。

特別怒ったりはしません。Atletaは『怒るためのツール』ではなくて、コミュニケーションだったり自己管理だったり、成長を促すためのものなので、特にこちらから注意することはないですし、選手たちもそのことは分かってくれていると信じています。
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選手を信頼できているからこそですね。実際にAtletaを使用して変わったことはありますか。

コメント機能の活用で選手たちの『心』を表現してくれるようになりました。選手たちには心技体の中でも『心』が一番重要だと伝えています。心を良くするには3ステップ必要だと考えています。
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具体的に教えて下さい。

選手の目標達成のためにはその過程を我々指導者が共有、共感してあげることが必要なので、必ず毎日クラブスタッフが選手たちのコメントに対して返信を行うようにしています。これらステップに沿った活動がAtletaによってやりやすくなりました。
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継続力は、チームのために使い続けようとする努力の総量、想いの強さ

非常に長い期間しっかりAtletaを使いこなしていただいていますが、続けられている理由や考え方があれば教えて下さい。

ここはクラブの姿勢や価値観に寄るところだと思っています。正直我々は他のクラブさんよりも何倍も努力をしている自負がありますし、情熱や想いはどこにも負けないと思っています。
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確かに、守山監督のお話にはクラブとしての自信や誇りを感じます。

Atletaはどんなチームでも使おうと思えば使えるものですし、その中で使えるチーム使えないチームが別れてしまうのは、使い方が上手いとかそういったことではないと思います。
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「結局は面倒くさくてもチームのために使い続けようとする努力の総量や想いの強さの差だと思っています。あとはAtletaへの捉え方や取り組み方、時間のかけ方をチーム全体で認識できるかが重要だと思っています。」

我々がAtletaを通して伝えたいコンディショニングの意義が守山監督には伝わっているようでとても嬉しいです。最後に今後の目標を教えてください。

RIPACE SOCCER CLUBは日本一のサッカークラブになるために頑張っています。現状、全国大会でベスト8まで行くことができました。まずはその上のゾーンを狙っています。やらないといけないことは明確なので、この時期を無駄にせず活用して、みんなでしっかり準備をしていきたいです。
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チームへの思いの強さが、Atletaの使い方へ反映されているのを改めて実感しました。

大変な時期だからこそ”今何ができるかを考えて実施する”

Atletaも上手く活用しwebトレーニングなど新しい取り組みの力になれていて、嬉しい気持ちでいっぱいです。今後のチームの活躍に期待しています!ご協力いただきありがとうございました。

RIPACE SOCCER CLUB(リップエースサッカークラブ) 守山真悟(もりやましんご)氏

<チームの情報>2020年5月現在
メンバー数:140名
コーチ、スタッフ数:11名
Atleta導入時期:2017年3月

<主な成績>
第31回 日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会 ベスト8
高円宮杯 第29回 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 ベスト32
高円宮杯 第28回 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会 ベスト32
関西サンライズリーグ1部所属
関西ヤマトタケルリーグ1部所属

<保有ライセンス>
日本サッカー協会公認A級コーチU-12

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