Atleta通信

2020.05.29

こんなときだからこそ部活動の本音を語る Atleta座談会(前編)

#これからの部活の在り方を考える

目次

今回CLIMB Factory初の試みとして、Atletaを利用していただいている全国の部活動指導者に集まっていただき、各チームでどのような活動やAtletaの利用をしているのかをざっくばらんに話し合う座談会を行いました。

トークテーマは2つ。

コロナ禍での各チームの取り組みや、今だから考える部活動のこれからについてたくさんお話を伺いました。

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参加者のご紹介

■参加者

桐生第一高等学校 陸上部 岩脇正和 様

桐生第一高等学校 ラグビー部 霜村誠一 様

埼玉栄高等学校 卓球部 髙橋裕樹 様

沼津西高等学校 サッカー部 村下和之 様

花咲徳栄高等学校 陸上部 細田知也 様

藤枝東高等学校 サッカー部 小林公平 様

01 休校期間中に取り組んでいること

藤枝東 小林先生

この休校期間中に、Atletaの使い方を変えました。これまでは就寝前までにAtletaのコンディションを入力すればOKにしてたのですが、ずっと在宅という状況の中で選手たちに規則正しい生活をさせるために、入力項目を朝と夜に分けて、一日に2度入力が必要な形にしました。

朝は主にその日のコンディション面を必ず記録させるようにして、その時点で朝活動しているかどうかをチェックしています。これによって朝からの活動が意識されたようで生活リズムは良くなりましたし、入力率もほぼ100%を維持しています。

生徒とのやり取りもAtletaの中で行われていますか。

藤枝東 小林先生

はい、何かあればコメントを入力してもらって、気になる内容や選手からの質問については適宜返信しています。

桐生第一 岩脇先生

うちも以前からコメントは毎日入ってくるので、全員返信しています。内容もみんな細かく入れてくれるので、確認する側としては非常に助かっています。また、5月から1年生のAtleta利用も始まりましたので、1年生向けに練習メニューの動画を作成して、連絡ボードから共有しました。1年生はまだ一緒に練習できておらず練習の流れ等を把握できていませんでしたから、とても助かっていたようです。

埼玉栄 髙橋先生

埼玉栄高校の卓球部は基本的に中学時代から実績がある子たちをスカウトして来てもらっているのですが、とはいえ全国大会に出場経験がある選手でも身体作りができていない状態で入部して来る子がほとんどです。なので、食事面やトレーニング面についてのサポートを連絡ボード機能を通して行っています。特に栄養管理面は注視しながらサポートしています。トレーニングの面では、知人のトレーナーに1週間分のメニューを作ってもらって、選手にこなしてもらっています。

(※Atletaの画面やオリジナルのトレーニング動画を見せていただきました。)

埼玉栄 髙橋先生

Atletaがなかったらここまでできていませんでしたね。

他のチームのAtletaの活用法や画面って他の先生方は見たことがないと思うので、新鮮なのではないかなと思います。

桐生第一 霜村先生

みなさん活用がすごいですね!私はここまではできてないですよ。でもこれがあったから導入してからケガ人0で全国大会出場までできました。私はAtletaをコーチングツールとして使っています。選手たちのコンディションを見ながらトレーニングの強度を調整したりですね。ただ、今はそれができない状況なので、主に体温と練習メニューの共有、あと進路相談などのメッセージのやり取りに使っています。コンディションコメントとか、去年まで全員に返していたのですが、『いいねボタン』つけたじゃないですか。あれで僕の仕事がなくなっちゃったんですよ(笑)

花咲徳栄 細田先生 あれは楽です!

桐生第一 霜村先生

『見てるよ』って意思表示が簡単になったのでよかったですね。Atletaの入力は特に強制してないんですが、ちゃんと入力している選手たちはやっぱりグラウンドや普段の生活で良いパフォーマンスを出している印象はありますし、そのことを選手たちに何気なく伝えるとみんな必死にやってくれますね。

花咲徳栄 細田先生

休校期間がもう2ヶ月程になるのですが、「先生がコメント呼んでくれているのか心配だ』という声も上がって来ていて、とはいえ私も全員に返信するのが難しいので、『いいねボタン』は本当に活用させてもらっています。ボタンを押すことで選手たちも私が見ていることを確認できるので、それで安心してもらっています。

沼津西 村下先生

うちも生活リズムを整えるために朝体調を入力させて、夕方に行ったトレーニングを記録、就寝前の22時までにコメントを入れるように指示しています。また、選手の入力内容はマネージャーも見れるようにしているので、入力有無のチェックなどをサポートしてもらっています。私が強制してはいけないので、マネージャーに声をかけてもらう感じですね。

なかなかうちの部は自分たちでトレーニングができるほど競技レベルがそれほど高くないので、まずは競技の理解をしてもらうことや、人間として成長してもらうことを意識した活動をさせています。

具体的にどんな活動をされているのですか?

沼津西 村下先生

連絡ボードに課題を上げたり、サッカーの資料や動画を上げて、それを見て感じたことをメッセージ機能を使って書かせるといったことをやっています。その書かせた内容を私の方で取りまとめたものを再度連絡ボードで展開して、チーム内で振り返っています。そうすることで集まれない中でも選手が自分以外の選手の考えや思いを知れる機会になるんですよ。私はAtletaをコンディション管理だけではなく、学びのツールとして使わせていただいています。

村下先生のFacebookを拝見させていただいたのですが、Zoomを利用した朝会をされていますよね。あの場ではどんなことを話されるのですか。

沼津西 村下先生

あれは、朝起こさせるのが大前提なんですよ。みんなの顔をそれぞれ確認して、「今日も一日頑張ろう」と意思疎通させるために朝会をやっていますね。

今回のこの座談会もそうですが、コロナ禍に伴いみなさんZoomやSkype等のツールでミーティングされる機会が増えたかと思いますが、他の先生方もこういったツールを学校や部活で使われたりしていますか。

花咲徳栄 細田先生

花咲徳栄高校ではZoomでオンライン授業やっています。ただ、ほとんどの生徒はスマートフォンを使って授業を見ているので、目や肩への負担が大きいようですね。なので、部活ではZoomミーティングは週に1回だけにしています。

藤枝東高 小林先生

うちの部も同じくミーティングは週に1回やって、それとは別にトレーナーにお願いしてリモートトレーニングを週に1回と管理栄養士にお願いして栄養講座を週に1回やっています。なので週に3回はZoomを使ってコミュニケーションを取っています。これらは選手たちの希望も取って自主参加にさせています。部員たちとの繋がりが維持できることと、トレーナーや栄養士との定期的なやり取りの場ができているので良い活動かなと思います。栄養講座については保護者にも参加してもらっています。

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「休校明けの部活動の在り方」の座談会の様子は後編へ続きます!

>続きを見るからご覧ください。

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こんなときだからこそ部活動の本音を語る Atleta座談会(後編)
「休校明けの部活動の在り方」についてお話を伺っていきます。
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