Atleta通信

2020.06.03

こんなときだからこそ部活動の本音を語る Atleta座談会(後編)

#これからの部活の在り方を考える

目次

Atletaを利用していただいている全国の部活動指導者に集まっていただき、各チームでどのような活動やAtletaの利用をしているのかをざっくばらんに話し合う座談会を行いました。

後編では「休校明けの部活動の在り方」についてお話を伺っていきます。

前編 -01 休校期間中に取り組んでいること-も是非ご覧になってくださいね!

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こんなときだからこそ部活動の本音を語る Atleta座談会(前編)
01 休校期間中に取り組んでいることについて、お話を伺いました。
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参加者のご紹介

■参加者

桐生第一高等学校 陸上部 岩脇正和 様

桐生第一高等学校 ラグビー部 霜村誠一 様

埼玉栄高等学校 卓球部 髙橋裕樹 様

沼津西高等学校 サッカー部 村下和之 様

花咲徳栄高等学校 陸上部 細田知也 様

藤枝東高等学校 サッカー部 小林公平 様

02 休校明けの部活動の在り方

桐生第一 岩脇先生

今のところ6月から学校が再開する予定なのですが、再開後もゆっくり慌てずやっていこうと思っています。

桐生第一 霜村先生

私もそのつもりですね。1,2ヶ月程かけてゆっくり戻していこうかなという考えですね。

沼津西 村下先生

静岡県は来週から県立高校は登校再開するんですが、部活動については「6/1から始めなさい」という県からの指示があります。サッカー協会から回復に向けてのスケジュールについては展開されてきていて、段階的なトレーニング負荷や強度についての指針は出してくれています。とはいえ顧問の先生の中にはそういった知識がある先生もいればそうでもない先生もいらっしゃるので、そこは学校内でも競技問わず情報共有していく必要性を感じています。

藤枝東 小林先生

うちも部活動は6/1からでそれまでに必要な情報を集めています。それに従って段階活動していく予定です。その中でYoYo(持久力)テスト等も入れながら、数値的に選手たちの回復を見つつ活動していきたいです。それに関連して是非ハードル短距離が専門の細田先生にお伺いしたいのですが、選手たちの筋肉系のケガが怖くて、スプリントやスピードが戻るのにどのくらいかかるのか、またどのくらいのタイミングでスピード強化を始めて良いものかが気になりまして。

花咲徳栄 細田先生

うちの部活も、仮に6月に活動再開してもすぐにはスピード練習できないと思うので、私の中では冬季練習をもう一度させるイメージで準備しています。再開後2ヶ月くらいは暖かい時期のスピード練習はさせられないかなと。7月8月に試合に出られたとしても、ここで自己ベストを目指すとケガのリスクが大きいですから。特にスピード系による肉離れや筋断裂が心配…課題の50%はできないと思う。

今の時期の練習と冬季練習は全く別物なのでしょうか。

花咲徳栄 細田先生

うちの部の場合だと、寒い中でもなるべく速い動きを意識したトレーニングをやってはいるのですが、とはいえ気温が30℃の時の動きと5℃の動きでは全く違ってきますから、そこは変わってきますね。

桐生第一 岩脇先生

うちも1,2年生については無理させられないですね。3年は練習できている状況なので、6月以降は徐々に試しながらやっていこうかと考えています。ただ、スピード練習については週に2回が限度かなと考えています。

桐生第一 霜村先生

ラグビーの場合も、ケガのリスクを考えるのが第一で、あとは練習で接近することができないんですよ。ラグビーは特に接近したりボール使ったりする競技なので、今までみたいな練習は当分できないかなと思っています。スクラム組むなんて密過ぎますからね。なので、まずは2ヶ月位かけてゆっくり体力を戻すところからかなと考えています。直近の大会もないので、コンディショニングとモチベーションの部分を考えなから活動していきます。

今後活動していく上で密を避けなければいけない等の色んな注意を払う必要が出てくると思いますが、今回の参加者の中で唯一室内競技である卓球部の髙橋監督は今後の活動についてどういった配慮を検討されていますか。

埼玉栄 髙橋先生

やはり卓球台の間隔開けてやる必要があるのかなと。ただ、卓球は窓開けた状態でできない競技なので、換気の面とかは難しいですね。考えられることとしては適度に休憩して窓を開けるとかになりますが、どこまでやればよいか分からないのが現状ですね。ただ、何かしらやらないといけないので、ガイドラインを参考に活動する必要あるかなと思います。また、卓球は他の競技と比べて練習時間が圧倒的に長いので、他のチームがどうしているのかは気になりますし、今後の部活動の在り方についても不安がありますね。

桐生第一 岩脇先生

うちも県から出る指針を踏まえながら、考えて活動していくしかないですね。みんなでゆっくりやろうということにしています。サッカーやラグビーは冬の選手権を見据えてできますが、競技によってはもう終わってしまっているものもあるので、そういった競技の選手たちのケアは学校として必要だと思います。

沼津西 村下先生

静岡県はサッカーのインターハイに変わる大会を地区大会規模でやらないかという話が出ていて、7月を目処に調整されてはいます。ただ、7月は大学入試の日程がまだ出ていない時期で、選手たちが今後のスケジュール感に不安を持っています。できればサッカーも勉強も頑張りたい時期ですからね。そのあたりについては保護者からの問い合わせも来ているのですが、まだ見通しが立たず答えられないのが現状ですね。

難しい部分がたくさんある中、それでも各学校、各部活が様々な工夫をしながら活動を続けていらっしゃって、非常に指導者であるみなさんや選手の子たちに対して尊敬しかありません。そうこうお話をしていたらあっという間にお時間になってしまいました。

桐生第一 霜村先生

今日のこの座談会のこと、SNSにあげて大丈夫ですか(笑)?

是非お願いします!!最後に記念撮影だけご協力いただけますか?こうやって腕を広げると、肩を組んでいるように見えて...

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ばっちりです!本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。

休校期間中、休校期間明け、様々な課題やそれに対する考えをお聞きすることが出来ました。地域、競技を超えて情報を交換し合い、この事態を乗り越えていきたいと改めて感じたひと時でした。

ご参加いただいた先生方、貴重なお時間ありがとうございました。

定期的に座談会を実施予定です。
お知らせなどで参加チームを募集致しますので、興味のある方は是非ご参加ください!よろしくお願いいたします。