Atleta通信 | Atleta4年目…意識の変化と継続のカギは”選手がルールを決める”こと

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2020.11.24

Atleta4年目…意識の変化と継続のカギは”選手がルールを決める”こと

【活用事例】#14 サッカー 徳島市立高等学校

目次

2019年度、インターハイと選手権の両方でベスト8という輝かしい記録を唯一達成した徳島市立高校サッカー部。
2020年度の選手権予選も優勝し、3年連続代表が決定しました!

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この結果の背景には、選手のコンディショニングに対する意識の高さ『愛されるチーム作り』に向けた活動があります。

今回は河野監督から、Atletaを使った選手の意識を変える方法やチーム独自の活動についてお話を伺いました。

デジタル管理に変えて感じた3つのメリット

アプリを使おうと思ったきっかけを教えてください。

前に赴任していた学校では紙で管理をしていましたが、日が経つにつれて量が増えるので見る側も保管する側も大変でした。

他の似たサービスも色々試した中で一番使い勝手が良かったし、要望などの意見を積極的に取り入れていただけた点にとても満足しました。
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以前からデジタル管理したいという考えはお持ちだったのですね。

今どきの選手たちはみんなスマートフォンを持っていますからね。
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導入して良かったと思うことはありましたか。

何をするにしてもボタンひとつで分かるようになったのが良いですね!昔の記録が探しやすくなってとても楽になりました。

どれだけデータが増えても紙のように重くなることもないですし、持ち運びできるようになったのは良いですね。ノートを無くす選手もいたので、その心配もなくなりました。
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デジタル化に伴って保護者、トレーナーの反応はいかがでしたか。

トレーナーは毎日来られない分、アプリになってから選手の記録を毎日気にしてくれるようになりました。

大きく意識が変わったのは保護者かもしれないです。子供が食事の写真を撮るようになって、今まで以上に食事に気を遣ってくれるようになりました。また、スケジュールを見てくださっている保護者もいますね。
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先生は食事をよく見てて、コメントも書いていますよね。

Atletaが○△×と大まかな目安で評価してくれるので、その部分は見ています。
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食事を入力すると自動で評価が表示されます。

少しズボラな選手だと、毎日同じ食事しか記録しない選手もいるので、そんな選手は指導するようにしています。もちろん細かく全部入れろとは言いませんが、最低限の記録はして欲しいです。
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監督が感じたデジタル管理のメリット3つ

継続のカギは「自分たちで決めたルールを守る」の姿勢

記録が続く選手に特徴はありますか?

真面目な選手は記録することにも手を抜かないです。
勉強とサッカーを両立できる選手ほど、Atletaも毎日しっかり記録できている印象ですね。何かを必死に取り組める人は、こういったことにも手は抜かないですね。
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『誠実さ』がある選手ほど習慣づいているということですね。

だからこそ部員みんなに習慣づけてもらいたいです。Atletaは自分が今日一日どうだったのか、コンディションだけでなく練習の内容まで踏み込んで簡単に記録できるので、少しでも振り返る習慣を身につけられると思います。
なんとなく学校に来て、練習して、帰って…だと毎日がもったいないですからね。
『普段気にしないことを気にすることができる』の意識が重要だと思います。
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『入力しないとペナルティを課す』というルールを選手たち自身で考えて実行していますが、その狙いはなんですか?

私から強制的にやらせようと思えば正直いくらでもできると思いますが、「やらされている」ではなくて「自分たちで決めたルールを守る」という方向に持っていったほうが良いかなと思っています。
選手たちも私から細かく言われるの嫌でしょうし。Atleta以外でも、サッカー部内のルールは選手たち自身で考えさせています。
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Atletaを使い始めて、選手に変化を感じたことはありますか。

選手たちが自分たちのコンディションや、生活そのものを気にするようになったことが大きな変化ですね。
そこを意識できないとスポーツ選手として大きくなれないし、生活が乱れてしまうと勉強やサッカーも乱れてしまいがちですから。
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サッカー以外の活動にも込められた「選手の可能性」と「愛されるチームづくり」

指導する上で大切にしていることを教えて下さい。

大事なことは誠実に真面目に頑張ってもらうことだと思っています。勉強にしてもサッカーにしても、何にでも当てはまることですね。
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部活や学校の勉強以外で、他に取り組んでいることはありますか?

サッカーを通して選手たちに人間関係の構築や、様々な角度で物事を見られる視野を広げてほしいです。
少年サッカーの指導や、清掃ボランティアをさせています。
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そういった活動に誠実に向き合うことで、自分の可能性も見えてくると思っています。
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清掃活動のお写真等がSNSにアップされていましたね。とても良い活動だと思います。

一番の目的は、我々のそういった活動を通して、サッカーファンを増やすことです。
単純に試合に勝って喜んでもらうことも大事ですが、「徳島市立高校のサッカー部が社会貢献活動も頑張っているから、うちの子にもサッカーやらせようかな」だったり、「サッカーの試合も見てみたい」と思ってもらうことが重要かなと思います。
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サッカーに興味がなかった方から、知ってもらうきっかけになるのですね。

サッカーの試合で結果を残しても、サッカーそのものに興味がない方々に部員の活動を広げることは難しいですからね。
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こういった活動はいつ始められたのですか。

一昨年くらいです。
自分たちのこういった活動を続けていくことで、サッカーファンだけでなく地域の人など、多くの人に徳島市立高校サッカー部を知ってもらう。そして、サッカーという競技がいかに素晴らしいかを分かってもらえるのではないかと思い続けています。
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活動はもちろん、結果でも昨年の選手権は公立高校で唯一ベスト8という偉大な成績を残されていますね。

公立高校だからこそ、このような活動はやるべきだと思っています。
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今後の目標を教えて下さい。

一番の目標はファンを増やす、関心を持ってもらうこと。
競技や色んな活動を通じて選手たち自身にとって充実した3年間を送ってもらいたいです。そして将来的に選手たちの何人かは大人になってもサッカーに携わってほしいですね。
今は少子化でサッカー人口も減っていることが問題です。徳島県は特に過疎化が進んでいますので...部員全員に充実した部活動を送ってもらって、将来に繋げていきたいです。
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Atleta導入をお悩みの指導者の皆さんに一言お願いします!

本当にAtletaは良いものだと思うので、気になっている方は是非話だけでも聞いてみてください!
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本日はありがとうございました。今年の選手権も応援しています!

プロフィール

徳島市立高等学校 サッカー部監督 / 河野博幸氏

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徳島市立高等学校(とくしましりつこうとうがっこう)サッカー部

<チームの情報>2020年11月現在
部員数:51名
マネージャー数:4名
コーチ数:6名(外部コーチ3名含む)
Atleta導入時期:2016年12月
※旧サービスCLIMB DBからの導入

<主な成績>
令和元年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会 ベスト8
2019年度プリンスリーグ四国 準優勝
第98回全国高校サッカー選手権大会 ベスト8
第99回全国高校サッカー選手権大会 徳島県予選会 優勝

<SNS>