2021.10.04
2021年度インターハイで優勝選手を輩出した桐蔭学園高校女子柔道部。そんな強豪を指導するのは、自身も全日本体重別選手権で優勝経験のある廣川真由美先生です。
現役時代に結果を出した廣川先生が何故『Atleta』を使い続けているのか。そこには競技者として結果を求めるだけでなく、選手たちの将来も見据えた指導理念がありました。
女性アスリート × 月経の課題
『Atleta』を使い始めたきっかけを教えてください。
当時の紙のコンディション表はどんな内容を記録していましたか。
月経状況は女性アスリートのコンディションに大きく関与しますね。
当時から選手の月経の有無について注視されていたのですね。
当時は一ヶ月後に結果を把握するために記録してもらっていたのですね。
『Atleta』の価値:練習と体調の両面から振り返りできること
当時の紙ベースとは違い、月経を始めとした様々な項目をリアルタイムで把握できる点に『Atleta』の魅力を感じていただけたということですね。
体調面を振り返る重要性については廣川先生から選手たちによく指導されているのですか。
練習ノートとコメント機能の使い分け
毎日の入力の結果声掛けの制度も上がったのですね。
ノートと『Atleta』の記録内容の違いは何でしょうか?
天理大学柔道部の穴井先生も自身が現役時代からノートを記録していて、今も当時のノートを持っているほど記録を残すことは大切だとおっしゃっていました。
廣川先生も現役時代にノートを付けていたりしましたか。
廣川先生自身も記録と振り返りの重要性を大いに感じてこられたのですね。
ノートが力になったことを、選手たちにどうお話されているんですか?
確かに昔の自分の文字を振り返ったりすると色々感じますよね。
手書きのノートも勧める理由は「感情のアウトプット」の重要性
ノートも日々チェックされているのですか。
交換ノートみたいに運用されているのですね。
確かにそういった内容は『Atleta』のコメントにも絶対書けないですよね。
様々なチームのユーザーとお話する機会がある中で、柔道部はノート書かせているチームが多い印象があるのですが、これは個人競技特有のものなのでしょうか。
なるほど、モチベーションなどに大きく影響しそうですね。
スマホで入力させることで体調への意識や自主的な練習の癖がついた
『Atleta』を利用することで感じた効果を教えてください。
どうやって自主的な練習の癖がついたのですか?
確かに強制ではないとはいえ、やらないと項目が埋まらないから気になって頑張り始める選手もいそうですね。
効果が実感できると継続力も上がって、いい流れを作ることができそうですね!
コロナ禍でのチームの取り組みを教えてください。
『Atleta』の使い方に変化はありましたか。
逆に使い方を変えずに続けられたことが良かったのですね。
現役時代に実感した「練習・睡眠・栄養」の重要性をジュニアアスリートの今伝えたい
廣川先生自身も現役時代アスリートとしてご活躍されていましたが、当時からコンディショニングについて意識されていましたか。
大変ストイックに取り組まれていたのですね!
肉体改造を経験したことでコンディショニングや食事の重要性を感じられたのですね。
目標をもってひたむきに頑張り続ける、その過程で人として成長してほしい
これまでの経験を選手たちに指導を通して伝えているのですね。
競技人生から、さらに先のことまでお伝えしているんですね。
選手たちがしっかり結果を出せている理由は、そういった廣川先生の指導理念にあるのかなと感じました。
素敵なお話をありがとうございました!引き続きよろしくお願いいたします。
プロフィール
桐蔭学園高等学校 女子柔道部監督 / 廣川真由美氏
桐蔭学園高等学校(とういんがくえんこうとうがっこう)女子柔道部
<チームの情報>2021年9月
選手数:9名
Atleta導入時期:2018年2月
<主な成績>
講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 個人優勝(合計 3 回)
全国高等学校総合体育大会柔道競技大会 個人優勝(合計 7 回)
2017年度 全国高等学校総合体育大会柔道競技大会 団体優勝
<保有ライセンス>
全日本柔道連盟公認指導者資格Aライセンス
全日本柔道連盟公認審判資格Aライセンス