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2022.07.14

成長するためのツールがサッカーであり、それをサポートするのが『Atleta』

【活用事例】#36 サッカー 三重高等学校

目次

2021年度のインターハイと選手権両方で県を制した三重高等学校サッカー部。そんな強豪チームも『Atleta』を使っています。部員数が100名以上いながら驚異の入力率を継続できている理由に、選手たちの「生の声」を大切にする徳地監督の考え方がありました。

今回はそんな徳地監督からお話を伺い、三重高等学校サッカー部の強さの秘訣を少しだけ教えていただきました。

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「『Atleta』入れたら全部解決するよ」と紹介してもらった

Atleta導入のきっかけを教えてください。

FC.ISE-SHIMAで僕が選手だった頃、姉妹クラブにあたるFC.Avenidasolが『Atleta』を利用していることを知りました。
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その当時から三重高校でコーチとして指導していて、スタッフは監督とコーチの僕の2人だけ。その2人で選手を100人程指導していました。その頃はサッカーノートを選手たちに書かせて、週に一度回収してチェックしていたのですが、ほんと死ぬほど時間がかかってですね…
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100名ほどのノートのチェックは大変ですよね。

特に主力選手はたくさん書いてきてくれますし、練習や食事に関する質問が書かれていたらそれに対して回答するために調べごとをして、それをまとめてノートに書いて…これにかなり時間がかかったんです。通常業務もありますから、ノートの返却が遅くなってしまうこともしばしばありました。僕が監督になり、同じことをコーチにさせるのは酷だなと思っていた時に、そういえばFC.Avenidasolがそういったことをスマホでやっていたなというのを思い出して、FC.Avenidasolに相談してみたところ、「それなら『Atleta』入れたら全部解決するよ」と言われて紹介してもらった結果、三重高校に導入することになりました。
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良い意味で選手からの生々しい声が聞こえてくるようにもなった

ノートで振り返りをすること自体は、『Atleta』導入前からチームに根付いていたのですね。

そうですね。でも導入にあたって『選手がスマホを触る時間を増やしたくない』という懸念は正直ありました。だから、『Atleta』導入前にLINEを使った『プレAtleta期間』を設けたんです。
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LINEを使って『Atleta』の運用イメージをされたということですか。

はい。スマホ(LINE)を使って毎日の振り返りができるかどうか、1ヶ月ほどお試し期間を設けました。選手たちがスマホでどんな表現をするのか、また僕自身が選手たちの振り返りをどう受け取るのか、こういったことを試した時に、『これはいけそうだな』と感じることができたので、導入を決めました。
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導入前にスマホを使った振り返りの形がチームに合っているかを確かめたのですね。

やってみるとサッカーノートと違った良い面が見えたんです。ノートだと日を跨いだりしてどうしても僕が見るまでに時間が空いてしまいますし、前日までに書いておかないといけないのに提出当日の授業中に書く選手もいたりして、運用ルールも守れませんでした。それをスマホにしたことで情報がタイムリーに見られるし、「今日の○時までに書きなさい」というルールを守れるようになりました。この期間は毎日僕のLINE通知が100件くらい来てましたけど(笑)
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確かに、LINEだと通知がすごそうですね(笑)

スマホからの振り返りのほうが良い意味で選手からの生々しい声が聞こえてくるようにもなったので、これは導入することでより良いチーム運営ができるなと感じました。
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なぜその日のうちに振り返りが欲しいのか

プレ期間を経て導入いただいてから、長らく高い入力率をキープし続けてくださっていますが、ここまで続けられている理由は何だと思われますか。

そうですね…下のカテゴリーになると振り返りの習慣が身についていなくて入力が疎かになってしまう選手も中にはいましたが、そんな時は選手自身で『入力ができていない選手からは翌日の練習を取り上げる』といったルールを課すことで振り返る習慣を身につけていました。
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選手自身でルールを決めたんですね。

あとは全体ミーティングの中で「なぜその日のうちに振り返りが欲しいのか」という話はしました。「その日の練習の振り返りを通して君たちの生々しい声が聞きたいから『Atleta』を導入したんだよ。君たちの声を知ることで早めに次のトレーニングの計画を考えたいんだよ。」こういった話をしているので、毎日頑張って入力を続けてくれているのだと思います。
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選手からはどういった振り返りがありますか。

色々いますよ。横着な子もいますし。「なんで毎回10文字縛りやねん」ってくらい書かない子もいれば、逆に「何文字書くねん」ってくらい書く子もいるし。スタッフの会話の中でも話題になるんですよ。「あいつまたあんな小論文書いてきたな。」って(笑)特に文字数とかを強制したくはないので選手には言いませんけどね。あと、最近スマホの音声入力機能を使って入力している子もいて、その入力間違いが多くて…そんなつもりはないんでしょうけど文中にとんでもない誤変換されていたりして、毎日楽しませてもらえています。
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コンディション機能はどういった項目をチェックされていますか。

負荷をかけて練習をしているタイミングでは特に疲労度や身体の気になる部位、また睡眠の項目を見るようにしています。また、今チームでGPSを使った練習を行っているので、それから取った心拍数や走行距離といったデータと、『Atleta』に登録されたコンディションや疲労感などを比較しながら選手たちの状態を把握しています。
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成長するためのツールがサッカーであり、それをサポートするのが『Atleta』である

『Atleta』を導入してから変化があったことはありますか。

導入からの変化というより、コロナ渦において状況が変わった中で、一斉連絡ができるようになったのは非常に良かったですね。既読を確認する機能もありますし。濃厚接触などでの活動停止期間は非常に助かっています。ただ、最近正直、自分の中で導入時よりも『Atleta』に対するモチベーションが下がってきているなと感じていまして。
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それは何故でしょうか。

選手の中で『入力すること』自体を目的としてしまっている子が最近多いんですよね。僕らの指導力不足もあるかもですが。導入時に感じた選手たちの生々しい声をもっと『Atleta』を通じて聞けたらなと思います。あとは他のコーチ陣にももっと『Atleta』を使ってコメントを残して欲しいですね。僕に気を使ってくれているのかもしれませんが、是非選手たちとのコミュニケーションを『Atleta』の場でも活発にして欲しいです。
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良い活用方法やスタッフアカウントの運用法は今後ご提案させていただきますね。

ありがとうございます。よろしくお願いします。
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最後にチームの目標を教えてください。

今のチームスタッフはほぼほぼOBで構成していまして、僕も含めてOBが今の三重高校サッカー部を支えているんです。なので、その集大成と言いますか、何らかの形で残したいと思っています。サッカー部の記録としては少しずつ更新できているので、自分たちのチームの最高成績を日本最高成績にしいたいです。そのために『Atleta』を始め色んなことを試行錯誤しながらやっているので、今いるスタッフと日本一のチームにしたいです。また選手たちには、自分にとって成長するためのツールがサッカーであり、それをサポートするのが『Atleta』であることを意識してもらった上で、こういった便利なツールを利用してサッカーを通じてより良く成長していってもらいたいです。
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ありがとうございました!今後も応援しています。

プロフィール

三重高等学校 サッカー部

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三重高等学校(みえこうとうがっこう)サッカー部
徳地 俊彦 監督

<チームの情報>2022年4月

部員数:129名
マネージャー:2名
指導者数:10名(外部コーチ含む)
Atleta導入時期:2019年2月

<主な成績>

2021年度 全国高校総体3回戦敗退
2021年度 全国高校サッカー選手権大会2回戦敗退

<保有ライセンス>

日本サッカー協会C級ライセンス