2025.10.28

目標はなぜ必要か?努力を成果につなげる、目標の立て方

SMART・マンダラチャート

目次

目標って本当に必要?

「目標って何を書けばいいの?」「そもそも必要なの?」と感じる人は少なくありません。
確かに、ただ練習をこなすだけでも体力はつきますし、試合に出ることもできます。

それでも「目標を立てること」には、大きな意味があります。

なぜ目標を立てるのか

目標を立てることで、次のような効果があります。

check_greenポイント

ただ練習を繰り返すのではなく、「どこに向かっているのか」が見えることで、日々の行動に意味が生まれます。

逆に、目標がないまま過ごすと次のようなことが起きやすくなります。

上のように感じたこともあるかもしれません。
しかし、目標を立てて練習に取り組めば「○○していたから出来た!」と実感できるようになります。

努力を成果につなげよう!目標の立て方 -SMART編-

では実際に、どんな目標を立てればよいのでしょうか。ポイントは 小さく・具体的にです。

目標の立て方でよく使われるのがSMARTの原則です。

Specific(具体的):何をするか、やることを明確に

Measurable(測定できる):数字や基準で判断できる

Achievable(達成可能):少し頑張れば届く内容に、無理しすぎない

Relevant(関連性がある):自分の成長につながることに

Time-bound(期限を決める):いつまでに何を、期限を設定

例えば「100m走を速くする!」ではなく、SMARTの原則で考えてみると…

S(具体的):100m走のタイムを縮める

M(測定できる・数字で判断できる):0.3秒

A(達成可能):無理な目標にしない

R(関連性がある):競技に関連がある目標

T(期限を決める):1か月後の計測で

「1か月後の計測で、100m走のタイムを0.3秒縮める」

といった具体的な目標にすると、練習の方向性がぐっと明確になります。
数字で目標を決めることで「出来た」「出来なかった」の振り返りもしやすくなります!

目標は「達成」「未達成」の振り返りまでが大切

目標は「立てて終わり!」「いつの間にかできてた!」で終わらせず、なぜできたか・できなかったかまで振り返ると100点です。
その考える時間こそが次の成長につながります。

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・目標は「練習や生活の方向性」を与えてくれる
・SMARTの考え方で「小さく・具体的に」立てると取り組みやすい
・振り返ることで、次の一歩につながる

まずは小さな目標からで構いません。

Atletaに登録しておけば、立てた目標を毎日目にするので意識しやすく、振り返りがしやすいのでおすすめです!

早速自分の目標を設定してみましょう!

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Atletaに目標を記入しよう!
目標の記入方法、達成/未達成の振り返り方法はこちら
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【番外編】大きな夢から目標を考えるなら「マンダラチャート」

大きな夢から目標を考えるときに役立つのが「マンダラチャート」です。
真ん中に「大目標」を書き、その周囲に必要な要素を書き出し、さらに具体的な行動へと細分化していく方法になります。

メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手も、高校生のころに「ドラフト1位で8球団から指名される」という大きな夢を中心に置き、そのために必要な「体力」「技術」「人間性」などを細かく書き出していました。
大きな目標から「具体的な行動」に落とし込めるので、日々の練習にもつながります。

やってみたいな…!と思っていただいた方向けに、Atletaでもマンダラチャートを用意しました!
記入例もありますので、是非印刷してご活用ください。

マンダラチャートをダウンロードする

立てた目標の中から
今取り組みたい目標、優先順位の高い目標を、3つピックアップしてAtletaの目標に記入してくださいね。

大きい目標1つと、+やること2つ を記入するのもおすすめです。

せっかく目標を立てても忘れてしまってはもったいないです。毎日開くアプリで目にするだけでも意識が上がります!

スポーツで残せる記録や勝敗は一瞬ですが、仲間と一緒に立てた目標へ向かって走り続けた日々は一生の財産になります。その過程で積み重ねた努力が、あなたの競技力を磨き、将来の自分をもっと強くしてくれるはずです!そして、自分で決めた目標に挑み続けた経験は、必ず自分を成長させ、次の挑戦への自信につながります。Atletaは、その一歩一歩を全力で応援しています