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2023.09.01

「スキルアップのためには時間を惜しまない」大学2年生で製品企画(PO)を経験して感じたこと

【インターン体験記】法政大学 バスケットボール部 柳田大斗

目次

CLIMB Factory事業部でインターンに参加していた大学生がいます。法政大学 バスケットボール部に所属する、現在大学2年生の柳田大斗さんです。

インターン期間に挑戦した製品企画(PO)業務をはじめ、印象に残ったこと等をインターン体験記として、残してもらうことにしました。

興味のあったIT分野で「スポーツを支える側の価値観」に触れてみたい

—なぜエムティーアイのCLIMB Factory事業部でインターンをしようと考えたのか教えてください。

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柳田さん:自分がマーケティング(主に製品開発)に興味があり大学で勉強していく中でIT・IoTに興味を持ったからです。 

実際に高校の部活動(國學院久我山高校バスケットボール部)にてAtletaを利用していました。その経験からこの素晴らしいサービスに携わりたい、そしてITについて深く学びたいという気持ちが湧きました。また、「スポーツを支える人のためのサービス」について考えることによって、競技を行っているだけでは手に入れることができない価値観を獲得し、部活動に活かしたいと考えました。

 

—なぜ大学2年という早い時期からインターンをしようと考えたのですか?

柳田さん:自分の周りでもインターンをしている人は少ないですが、スキルアップにつながると感じることには積極的にチャレンジしたいと考えています。

今回の場合はIT(情報学)について勉強しているタイミングでインターンの機会をいただけたため、ありがたく参加させていただきました。 

経験したからこそ得られた”一歩先の自分”

—インターン期間を通して、どのような成長を得られたと感じますか?

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柳田さん:初めてすることに関して短時間で形にする力を身に付けることができたと感じています。

「30分後の会議で議事録を書いてほしい。」と依頼された際には議事録が何かわからない状況から、読み手に伝わりやすい議事録を書くために短時間で模索し、作り上げることができました。

また、「この資料を作成してほしい。」と依頼された際には使用するアプリケーションに触れたことがなく使い方がわからない状況で、初日は1時間30分で2ページしか作成できませんでした。ですが、どのようにすれば作業を正確にかつ簡略化できるかを考え、次の日には作業効率を時間にして約4倍に上げて終わらせることが出来ました。

 

—特に印象に残った活動、エピソードはありますか?

柳田さん:プロダクトオーナー(PO)をしたことと、ベトナムのエンジニアチームの方たちとの会議に参加したことです。

自分がずっと勉強していてやりたかった製品企画を、実際に稼働しているITサービスでさせてもらったことにはとても感謝しています。勉強していたとはいえ初めてアジャイル開発に携わらせていただくので、様々な方から支えていただき、実践的な知識を習いながらやり遂げることが出来ました。

POをする中で、とにかく多角的な視野を生み出すことを意識しました。多角的な視野を用いるためにユーザーインタビューをしてゴールを設定し、ゴールとのギャップを埋めるために何をするべきか考え企画しました。 

 

また、企画をプレゼンする際にロジカルシンキングについてものすごく勉強になりました。 

自分の意見をエンジニアや部長、営業の人などに説明する際にロジカルシンキングの考え方が活かせたと感じます。 立場によって欲しい情報が異なるため、悩んだ時はロジックツリーを見返すと、どの人にどの情報を提示すれば良いか判断できました。 

ただ提示すればいい情報がたくさんある中で、全体を包括した資料作りには苦戦しました。 

これらは経験していなかったら、恐らく社会人になって苦しむポイントだったと思うのですが、大学2年生で経験でき一歩先に成長できたなと感じています。 

 

その他で印象に残っていることは、ベトナムのエンジニアチームとの会議では当たり前のように英語で会話が行われていたことです。
その中で話を聞き取れたり自分の言いたいことが言えた時の達成感や、言いたいことが言えないときのもどかしさを感じ「英語を完璧に話せるようになりたい。」という新たなスキルアップのモチベーションを得ることが出来ました。 

大学生という"自分の好きなことを突き詰められる時間"を無駄にしない

—部活動をやりながらのインターンはいかがでしたか。

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柳田さん:決して楽ではありませんでした。朝9時半から仕事を開始し、仕事が終わったら部活動に行き家に帰ってくるのは23時でそこから身支度をして1時まで勉強。もちろん移動時間も勉強していましたので身体的には少しきつかったかもしれません。

ですが、心はいつもわくわくしていました。“自分のやりたいことをずっとやれている”そんな感覚でした。忙しい分とても充実していて内容の濃い期間だったと思います。 

 また、時間の使い方についても学ぶ機会になりました。自分のキャパシティの中でどこまで集中して活動できるのかを考え、毎日力を余すことなく発揮することが出来ました。大学生という自分の好きなことを突き詰められる時間を無駄にしないために、この経験を活かしていきたいです。