キーワード:
キーワード:
2023.12.22
関西大学北陽高校「企×学協働プロジェクト『刀』」における活動報告
この度『Atleta』は、パートナー企業であるミズノ株式会社との協力の下、関西大学北陽高校における探究学習の一環である「企×学協働プロジェクト『刀』」に参画することになりました。
「企×学協働プロジェクト『刀』」とは、2022年度から高校教育で必修化された探究学習の一環として関西大学北陽高校で行われています。
多種多様な企業・団体の課題解決を同校の生徒が主体的に考えるもので、思考力や判断力、表現力など課題解決に必要な能力を養うのみならず、企業・団体が直面するリアルな課題に触れることで、社会活動への興味・関心をかき立たせる狙いがあります。
今回我々はこのプロジェクトにて以下の課題提起を行い、今後プロジェクトメンバーとなる生徒たちとともに課題解決に向けた検討を進めてまいります。
部活動では『地域移行』に対する動向が注目を集めており、また地域移行に向けて様々な課題も上がっておりますが、
そもそも地域移行が叫ばれる大きな要因の一つとして「教員の負担増」があると考えられております。
主に学校部活動向けのサービスと提供している弊社の立場として、「教員の負担」とは何なのか、を明らかにすることでより良いソリューションが検討できると考えております。
今回このプロジェクト参画の機会をいただき、課題の当事者である教員に最も近い存在である生徒とともに課題探究していくことで、これまで我々では見えてこなかった部活動の実情や解決に向けた発想が見えてくるのではないかとの期待を込めて、こちらの課題を設定しました。
先日関西大学北陽高校に足を運び、プロジェクトのキックオフに参加してきました。
そこで今回のプロジェクトを一緒に進める5名のメンバーと顔合わせし、『Atleta』で新しい機能や提供価値を分析する際に実際に活用するフレームワークの一つである「バリュープロポジションキャンバス」に沿って、ユーザーの業務や行動特性の分析が、どのようにITプロダクトの企画立案とつながっているのかをイメージしていただきました。
また、プロジェクトメンバーの生徒さんが事前にヒアリングしていた「部活動の顧問としての教員の業務」について共有してもらい、内容を整理しながらテーマである「部活動の持続可能性を見つける」ため、更に「解像度を上げ、深堀していく」ことを活動のテーマとして掲げ、これからの活動スケジュールを検討しました。
3月のプロジェクト成果発表に向けてこれから活動が進んでいきます。
その中でメンバーの皆さんがどのように部活動の顧問教員の活動を洗い出し、分析してきてくれるかとても楽しみです!
ここで発見された課題の解決策が見つかれば、それがAtletaの機能として皆さんに提供されるかもしれません。
今後もAtleta通信を通してこちらのプロジェクトについて共有させていただきます。乞うご期待!