2022.06.24
学生トレーナーの業務について
まずは、学生トレーナーのみなさんの仕事内容を教えてください。
練習のサポートとはどんなことをするのですか?
普段のトレーナー業務もある中で、1年生のサポートもするとなると、新入生が入る期間はとても大変ですね。
新入部員の割合として、勧誘期間にボート部の存在を知って入部希望する人と、もともと立教ボート部の存在を知った上で入部希望する人、どちらが多いですか。
トレーナーになったきっかけ
そもそもトレーナーになったきっかけを教えてください。
最初からトレーナーとして入部されたのですか。
力になれる役割がトレーナーだったということですね。考え方が大人でとても素晴らしいですね。では松島トレーナーもお願いします。
いざ自分がリハビリする立場にならないと入ってこない知識ですもんね。
ご自身のリハビリを効率的にできなかった経験が今に繋がったんですね。
『Atleta』の活用について
ここからは『Atleta』の管理について伺いたいのですが、普段どのような項目をチェックしているのでしょうか。
『身体の気になる部位』の痛みの程度の入力について、チーム内ではどのようなルールを設けていますか。
マッサージは1日何人くらい施術を行っていますか。
立教大学ボート部のYoutubeはこちらから
コメントのやり取りについて
コメントについてはどのような活用をされていますか。
コメントを使ったコミュニケーションは上手くできていますか。
『Atleta』のコメントにトレーナーから返信していると思いますが、それに対して選手からのリアクションはありますか。
トレーナーのみなさんから『Atleta』の入力を選手に促してくださっていると思うのですが、どんな感じで選手たちに伝えていますか。
『Atleta』のチェックや返信はトレーナーの中で担当があるのでしょうか。
コンディション項目について
コンディション項目はどのような基準で設定されていますか。
ちなみに『クールダウン』という項目を細かく設定されているようですが、これは重要視されている部分なのでしょうか。
この項目の入力率はいかがですか。
『練習・食事・ケア』の3つの要素はどのように決まったのでしょうか。
理想の睡眠時間の基準はありますか。
自分を削ってまで選手のサポートに力を注がれていたのですね。朝練があると、選手よりも先に準備等もありますよね。
監督、コーチへの報告について
チームとしてリハビリメニューをまとめているのでしょうか。
身体の気になる部位データを監督に報告する際に、過去のケガの情報も参考にその選手の傾向などのコメントを追記して報告されていると伺ったのですが、そういった報告内容も記録として残しているのでしょうか。
コメントがまとまって1週間分情報が入ってくるのは、監督やコーチにとってすごくありがたいですよね。これもトレーナーが自発的に始められたのですか。
チームが目指す有るべき姿
チームの今後の目標を監督と学生トレーナーからそれぞれお聞かせください。
そこにはかなり近づけているのではないですか。
みんながそれぞれの役割に責任を持って頑張っていることは、今日のインタビューを通して本当に伝わりました。組織として素晴らしいチームだと感じますし、それがしっかり結果に反映されているのかなと思います。
チーム全体で選手を見ている環境が整っているので、選手自身もサポートされている意識を持って、責任感ある活動ができているように思います。では続いて学生トレーナーのお二人の目標をお聞かせください。
2人の目標が『ケガを予防する』面と『ケガしてしまっても、それをポジティブに考える』面という両面の目標になっていて、とても素晴らしいと思います。
立教大学(りっきょうだいがく)ボート部
熊木 吉章 監督
<チームの情報>2022年6月現在
部員数:部員41名(男子:14名 女子:9名 トレーナー:5名 マネージャー:13名)
指導者数:監督1名 コーチ6名(コーチ3名 メディカルトレーナー2名 栄養士1名)
監督指導歴:
2001年~2005年:立教大学ボート部コーチ
2005年10月から監督に就任し17年目
資格:日本スポーツ協会公認コーチ3
Atleta導入時期:2018年3月
<チームの主な成績>
・インカレ優勝(男子フォア2002・2015・2020・2021)(女子ダブルスカル2019)
・全日本選手権優勝(男子フォア2016・2021)(女子エイト2019)
・インカレ、全日本選手権8年連続決勝