松本国際高等学校 ラグビー部/西海 晋生 依田 和也
<チームの情報>2026年6月現在
メンバー:32名
管理者・スタッフ:5名
Atleta導入時期:2026年4月
<チームの主な成績>
第13回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会長野県大会 優勝
第48回ラグビーフットボール大会長野県予選 優勝
第47回ラグビーフットボール大会長野県予選 優勝
Atletaが広げた、選手とのコミュニケーション
Q:Atleta導入の経緯を教えてください。
Atletaも「経験」の一つです。自分を記録し、振り返り、客観的なコメントをもらう経験は選手の成長につながると思い導入しました。
以前は気になる選手がいれば声をかけたり保護者に連絡したりしていましたが、人数が増えるにつれて少しずつ時間の限りを感じてしまう事が増えました。また、思い立ったときに、ラグビーを専門とする人に『聞きたい!』ができる事がありがたいです。
Q:なるほど、かなり先生の負担も大きくなっていたのですね。
Atletaに自分たちの日々のコンディションとコメントを残すことで、我々がそれに対して返信できる。これは選手と我々お互いに、コミュニケーションが取りやすい形なんです。Atletaを通じて選手たちと繋がれたことで、選手たちのことをより知れるようになったので、そこからまた新しいチャレンジもできるようになりました。
コメントから見えてくる、一人ひとりの個性
Q:現時点で、選手たちの違いを感じる点はありましたか?
コメントの書き方を見るだけでも選手のタイプが分かります。毎日書く選手、困った時だけ書く選手、普段は書かないけれど遠征では的確に振り返る選手。本当に一人ひとり個性が違います。
Q:普段はあまり書かないのに、遠征ではしっかり書ける選手もいるんですね。
コメントの頻度も、選手を理解する大切な材料ですね。
Atletaを通して、それぞれの選手が何を考え、求めているのかが少しずつ見えてきました。
Q:コンディションだけでなく食事機能もご利用いただいていますよね。
Atleta導入時に保護者さんにも説明していて、「もしお子さんが大きなケガした時、その原因が食事やったらどうしますか?」と言って食事の重要性はお伝えしているのですが、内容を見ると、各ご家庭によって少しばかり差は生まれます。事情や家庭の時間があり難しさはあるとおもうのですが、その数値が出ることにより、おかずを選びやすかったり、お米のグラムを考えたりしてくださります。
お子さまの健康とベストパフォーマンスのためにAtletaの評価機能を活用していただけると嬉しいです。
「仲間を認める」ことが、未経験者をキャプテンに育てる
Q:チームとして大切にしている価値観や、日頃から選手に伝えていることはありますか。
一番大切にしているのは「仲間を大事にすること」です。うちのチームの特徴は先ほど話した通り未経験者が多いことです。経験者だからすごいわけではないし、一緒に戦う仲間ですから、経験者が未経験者を育て、分け隔てなく成長できるチームを目指しています。
Q:選手同士で向上できる環境なのですね。
未経験者が多いからこそ、お互いを認め合うことを何より大切にしています。指導者は改善点を伝える役割なので、選手同士では「今日の良かったプレー」や「ありがとう」を伝え合う時間を必ず設けています。最初は誰も話せませんでしたが、今では私たちが言わなくても自然と始まるようになりました。
Q:そうした雰囲気や文化が、チームの強さに繋がっているのでしょうか。
学年や経験の違いに関係なく挑戦できる環境なので、未経験者が育って躍動できますし、1年生も思い切ってプレーできていると思います。
認め合うことは簡単ではありません。例えば3年生だと1年生にポジションを奪われることもあります。普通ならライバルですから、自分が試合に出るために情報を教えたくないと思っても不思議ではありません。でもうちでは試合後になると、その二人が「ここはこうした方が良かった」と自然に話しているんです。ライバルであっても仲間を認め、チーム全体で勝とうと考えられるようになったことは、大きな成長だと思いますし、チームの強みになっていると思います。