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鳥栖商業高等学校 女子バレーボール部

月経管理への一歩を変えた、女子チームのコンディション管理と指導の質(鳥栖商業・バレーボール)

鳥栖商業高等学校 女子バレーボール部/行武 泰信 監督

<チームの情報>2026年4月現在
メンバー:28名
管理者:5名
Atleta導入時期:2020年3月

<チームの主な成績>
第78回 全日本バレーボール高等学校選手権大会 出場
第72回 全日本バレーボール高等学校選手権大会 出場
令和7年度全国高等学校総合体育大会 出場
令和元年度全国高等学校総合体育大会 出場

月経管理に踏み出したきっかけ。指導現場での新たな取り組み


Q:導入のきっかけを教えてください。
導入前はケガや病気を口頭での自己申告制にしていたのですが、なかなか正直に言ってもらえず…特にケガを隠す選手が多かったです。そのため、せっかくトレーナーさんがついているのに発見が遅れることも多く、どうにか対策できないかと考えていました。そんな時にAtletaの紹介を受け、やりたいことにバチッとハマったので、そのまま導入したという経緯です。

Q:月経管理機能をかなり活用いただいていますが、これはAtleta導入前からサポートされていたのですか?
全くしていませんでした。当時から勉強しなくてはと思っていたのですが、なかなかきっかけがなくて。そんな時に導入したAtletaに、機能として付いていたので始めたのが最初です。

Q:異性の指導者が踏み込むことに、ハードルを感じている方もいらっしゃいますが、その点いかがでしたか。
始めたての頃は正直ありました。やはり自分が男性である以上立ち入れない部分もあるのかな…と。ですが時間が経つに連れて、そうも言ってられないと思いましたし、女性アスリートに対しての考え方も時代の変化と共に変わってきましたよね。月経とか貧血に関することとか、もっと真剣に指導者が向き合わなければいけない風潮になってきた印象があるので、今は特に『男性だから…』という考えはないです。また、選手たちも同様で、最初のうちは抵抗があったかも知れないですが、記録を当たり前にすることで抵抗感は無くなってきたかなと思います。

Q:確かに女性アスリートに対する気運も変わってきましたよね。
特に心配しているのは月経不順と貧血です。これらは早めに見つけてあげないといけないので、しっかり管理しています。

ケガの早期発見と予防へ。コンディション管理が変えた指導と判断


Q:Atletaを導入して、チームとしてどのような変化や効果がありましたか?
ケガを隠す選手がいたという話をしましたが、導入後はケガの早期発見ができるようになりました。Atletaで痛みの報告を受けて、トレーナーと連携しながら練習メニューを考えられるようになったのは、大きな改善の一つです。あと、貧血がひどい選手もすぐに見つけられるようになりました。栄養士さんと連携して食事の改善に取り組むことができているので、全体的な意識は高まりましたね。
予防的な側面でかなりAtletaが力になっています。

Q:選手のパフォーマンス面ではいかがでしょうか。
練習試合でも、ケガがあるかないかで起用の仕方も違ってきます。
前回との痛みの度合いを比較した上で、選手を出すか出さないかの判断ができるようになりました。また、 先週と今週を比較して、今週は少し練習を抑えようとか、客観的な数字で見ることができる点も非常に役立ちます。

Q:身体の気になる部位の痛みの度合いは、全10段階設定できるのですが、チームで基準値みたいなものは設けていますか。
特に基準値は設けていません。設定される値はおそらく同じ痛みでも、選手によってばらつくと思います。だから私は数値そのものよりも、変化の幅を注視するようにしています。例えば4→5になっている選手と、1→5になっている選手がいたら、1→5の方を気にしますね。あとは通院した翌日の値の変化を気にします。治療を受けたあとどのくらい落ち着いたか、それともあまり変わらないのか、逆に増えていないか…。これによりケガの重症度を見ています。練習に復帰できるまで時間がかかる場合、選手と話す機会を作ったりしますね。