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國學院大学久我山高等学校 バスケットボール部

自分達はプロフェッショナルであるという意識づけ。久我山の強さの秘訣とは。(國學院久我山・バスケ部)

國學院大学久我山高等学校 バスケットボール部/酒井良幸氏

<チームの情報>2022年1月現在
選手数:43名(デジタル運営スタッフ:2名)
スタッフ数:7名(監督、顧問2名、アシスタントコーチ2名、トレーナー、管理栄養士)
Atleta導入時期:2018年1月
(CLIMB DB導入時期:2016年1月)

<主な成績>【2021年度】ウィンターカップ出場
【2020年度】ウィンターカップ東京都予選第5位
【2019年度】ウィンターカップ出場

練習だけが勝敗を100%決めるわけではない


Q:『Atleta』導入のきっかけを教えてください。
└チームを強化する上で、バスケットの練習だけじゃなくいろいろな要素が必要だと思っている中、『栄養・食事』はとても重要な要素だと思っていました。『Atleta』はそれを目に見える形にするものだと感じました。食事ってすぐ結果に出るものではないので、記録をしてそれが成果に繋がっているかどうかを客観的に評価できるのが『Atleta』だと思ったので良いと思いました。

Q:『強化する上で練習以外の要素も必要』とのことですが、それはご自身のこれまでの経験が影響しているのでしょうか。
└大学時代トレーナーをやっていたのですが、その時インカレの決勝前日に大ケガをした選手がいたんですね。絶対出場できないくらいのケガでしたが、その選手には『出場しない』という選択肢はないわけですよ。だから僕はアイシングと圧迫を一晩中するなど、やれることは全部やって、結果的に出場して優勝したんです。上のレベルになるほど、本当にちょっとのところで勝敗が変わって人生大きく変わるという瞬間をたくさん経験して思うのが、練習が全てじゃない、と思うんですよ。先程の話のように、怪我をした時にトレーナーがいるとか、栄養管理をやっていたから試合中に脚がつらないで出来たとか、そういうことも勝利に繋がると思うんですよね。

自分達はプロフェッショナルであるという意識づけ


Q:具体的にコンディション管理や調整はどのように取り組まれていますか。
└一番は意識づけです。基礎知識は選手もある程度ついてきたと思うんですよね。入力を続けることによって選手たち自身が『入力するのであればこうしていこう』という意識がついてきたと思います。食事も気を遣っているし、トレーナーにもちゃんとケアしてもらいながら、トレーニングもちゃんとする。それを続けることで、成果も大事なんですけど、『自分たちはここまでやってるんだ!』という、プロフェッショナルな意識を持つことが大事だと思います。

Q:『Atleta』を長期間ご利用いただく中で、意識づけが成果に繋がった、また選手の変化はありましたか。
└全体的に食事に対する当たり前の基準が上がったと思います。『Atleta』を有効活用している選手はしっかりできていると思います。あとはやっぱり「身体が大きくなったね」と言われることが結構多くなりましたね。70kg前半だった選手が今は95kgになっていたり、他の選手も2, 3年で10kg増となって卒業していくので、これはやはり明らかに意識して食べているからだと思います。この効果は大きいですね。

久我山の強さの秘訣


Q:栄養士から食事に関する勉強会を受けていると伺いました。
└はい、選手と一緒に保護者にも受講してもらっています。毎年4月は必ずやってもらっていますし、今では選手個別でも見てもらっています。『Atleta』に登録した食事の写真を共有し足りない栄養素などのアドバイスをもらっています。栄養士の方には月一程度来てもらってもいます。

Q:先生自身のコーチとしてのモチベーションを教えてください。
└練習以外のところでいろいろとサポートしてくれる方々がいっぱいいるので、そんな人たちに『サポートしていて良かった』って思ってもらいたいです。そこが一番僕の中でのモチベーションです。だからこそ何とか結果でね、恩返ししたいと思っています。関わりを持ってくださる人たちがいれば選手たちも嬉しいし、選手たちもそういった方々と良いコミュニケーションをとっていますよ。

Q:バスケの技術的な部分、栄養面の意識や指導、そして周りの人たちとの関わりが久我山の強さの秘訣なんですね。
└はい、そう思っています。