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神戸野田高等学校 硬式テニス部

『Atleta』は自信を積み重ねるアイテム。365日必ず『Atleta』を記録する。(神戸野田・硬式テニス)

神戸野田高等学校 硬式テニス部/宮本 秀磨氏

<チームの情報>2022年2月現在
部員数:17名
指導者数:8名
Atleta導入時期:2019年12月

<主な成績>
第44回 全国選抜高校テニス大会 近畿地区大会 3位

頑張り過ぎる選手に「ストップ」を言うことも僕の仕事


Q:『Atleta』を導入いただいた経緯について教えてください。
└もともと練習ノートを運用していて毎朝提出させていたのですが、ノートを集めて日中チェックする時間も限られるので、家に帰ってもチェックができる環境がほしいなと思っていた折、『Atleta』のお話を聞きました。当初は文字数の制限などがあり、正直いくつか使いづらい部分があったのですが、『Atleta』も徐々に機能改善され進化して、今ではかなり便利になったと感じています。

Q:主にコンディション機能をご利用いただいていますが、特に気にされている項目などはありますか。
└体重は気にするようにしています。というのも、テニスは中学時代勝てていたのに高校生になった途端勝てなくなってしまう選手がたまにいるのですが、これは競技的に結局パワー勝負になってくる側面があるからなんです。だから体重は重要視しています。また、睡眠時間も見ますね。うちの学校は少し特殊で、7時間目終了後部活動をやって、その後8, 9時間目の授業を受ける生徒もいるので、睡眠時間が短くなっていないか気にするようにしています。

Q:睡眠時間が短い選手には声をかけたりしますか。
└睡眠時間もそうですが、休みを取らないで練習を続けてケガをしてしまう選手がいるので、そういった場合は声をかけます。身体が資本ですからね。身体を痛めている選手や勉強を頑張っている選手は随時やり過ぎないように気をつけています。全国選抜前のときなど、頑張りたい気持ちはとても分かるのですが、そこで「ストップ」を言うことも僕の仕事なので、選手たちの身体の調子を確認しながら指導しています。

『Atleta』は自信を積み重ねるアイテム


Q:『Atleta』を続ける中で選手たちの意識の変化などはありましたか。
└僕自身学校の校務もありながら指導しているので、どうしても部活を見られないタイミングがあります。そんな時もコメントでその日の練習内容や考えを、責任を持って報告してくれるようになったので、練習の濃密度が上がったのと同時に我々の信頼関係が変わってきたかなと感じます。

Q:『Atleta』でのやり取りでコミュニケーションが取れ、選手が責任感を持つようになり、チーム内の関係性もより良くなったということですね。
└『Atleta』は自信を積み重ねるアイテムでもあると思うんです。うちでは365日必ず『Atleta』を記録させているのですが、何かを毎日積み重ねるって経験、今の子ってなかなかないんですよ。サッカーの本田圭佑選手や野球の大谷翔平選手だって毎日記録をつけ続けていたんですからね。他校にはない積み重ねる経験を今のチームで続けているからこそ、選手たちにも自信がついたと思います。僕が指導をはじめた当時は神戸市の最下位のチームでしたから、そこから見たらとても成長したチームになったと思います。

新しいやり方に我々指導者が適応していくことが大切


Q:今後『Atleta』の活用でチャレンジしたいことなどはありますか。
└これからはマネージャーに『Atleta』の管理を仕事として任せたいなと思っています。どうしても僕一人では全ての情報を全員分見きれないので、コンディションの項目からマネージャーに新規で追加してもらって、必要な情報をマネージャーから僕がもらう形にしようかなと思います。コンディション自由項目設定機能で、こういった運用もできるので、改めて『Atleta』はとても便利だと思います!

Q:マネージャーにも『Atleta』を活用していただき、新しい役割や活躍の場を作りたいなと思っています。
└マネージャーの仕事が雑務だけだとやりがいを感じられないし、更に今はコロナで試合も見られない状態なので、何かマネージャーにやりがいを与えられないかと模索しているところなんです。だからこそ選手の体重管理や睡眠時間管理といった部分に参加してもらって、責任を持ってサポートをしてもらうことでやりがいを感じられるのではと思います。

Q:今後も素晴らしいチームを作っていってください。
└『Atleta』は便利で運用しやすくてコミュニケーションツールとして素晴らしいものだと思うので、使わせてもらって本当に感謝しています。部活動全体に言えることですが、時代が時代なので、もう昔の指導方法ではメンタルが持たない子たちがほとんどだと思いますし、重ねて国は部活動を縮小する傾向ですよね。『このままだと部活動を通して結局今の子たちに何が残るのかな』といった思いはありますが、やるからには彼らがしっかり成長できる環境にしたいですし、そのために使うものにしても指導にしても、新しいやり方に我々指導者が適応していくことが大切だと思います。