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松韻学園福島高等学校 女子ハンドボール部

文章力を鍛え、振り返る習慣が定着!選手主体の取り組みとは

松韻学園福島高等学校 女子ハンドボール部_集合写真

松韻学園福島高等学校 女子ハンドボール部

<チームの情報>2020年5月現在
主な成績:
2019年度
全国選抜大会 出場
東北選抜大会 準優勝
茨城国体 出場(福島県選抜に5名選出)
福島県総合体育大会 優勝

2018年度
全国選抜大会 出場
東北選抜大会 4位
福島県総合体育大会 準優勝

部員数:22名
指導者数:3名
Atleta導入時期:2018年4月

監督・中村広生氏 経歴
2017/04/01〜現在 女子ハンドボール部監督 教諭
(守谷クラブ→けやき台中→茨城県立藤代紫水高校 →日体大→学法福島高校教諭)
保有ライセンス:日本スポーツ協会公認スポーツコーチ(ハンドボールコーチ)

 

『Atleta』で1日の行動指針を振り返る習慣が定着!


Q:『Atleta(アトレータ)』導入のきっかけを教えてください
└岩手県のハンドボール強豪校が『Atleta』を利用されていて、そこの先生に色々教えていただいていました。その2週間後にとてもタイミング良くCLIMB Factoryの営業さんがいらっしゃり、導入を決めました。

Q:『Atleta』導入後の選手、保護者、他のトレーナーの反応はいかがでしたか
└選手たちはすぐに慣れ、活用してくれています。保護者の反応も良かったです。「連絡ボード」という機能を活用しいつも試合映像を載せているのですが、試合へ応援に来られない保護者がその映像を見てくださっているようで、非常に喜んでもらえています。

Q:『Atleta』の具体的な活用法について聞かせてください
└うちの部では、起きたらまず朝の体調を入力し、朝8時には選手たちで朝会を行いそこで一日のパーソナルゴールを決めています。そのパーソナルゴールの内容を『Atleta』のコンディションコメント欄に記入し、一日の終りにその日の振り返りをするようにしています。パーソナルゴールには普段の学校生活の中での目標と部活での目標の2つを毎日設定しており、そのような一日の行動指針を設定できる点で「コメント機能」は非常に有効活用できています。他に、「連絡ボード」をよく利用しますね。主にチーム全体に向けた情報共有、試合映像やアンケートなどの共有を行っています。

Q:『Atleta』以外で行っている独自の取り組みなどあれば教えて下さい。
└ハンドボール部内でブログを運営しています。これは元々選手たちから希望があり始めました。普段の活動や遠征での試合結果などを多くの人に知ってもらいたいという思いで運営しておりますが、加えてハンドボールという競技そのものの普及も目的としています。日々の記事作成も係を決めて基本的に選手だけで管理しており、内容も選手に任せているのですが、私も見ていて楽しいです。楽しい記事が書けているのも、実は『Atleta』の成果だと思っています。文章を書く能力というのはこれからの人生にも必要なため、『Atleta』での日々のコメント入力などで培われていることを嬉しく感じます。

松韻学園福島高等学校 女子ハンドボール部_練習風景

休校期間は、「愛されるチームになる」というビジョンに選手たちが向き合っていることを実感できた時間


Q:コロナ禍の影響で活動が制限されていると思いますが、その中で特別な活動などされていますか。
└不定期で『自炊チャレンジ』と銘打って選手たちが自宅で栄養素を考慮した食事を作り、その写真をチームで共有する企画を始めました。誰のメニューが一番美味しそうかを選手間で投票し、ランキング形式にしたものを『Atleta』の連絡ボードに貼っています。投票もアプリ内のアンケート機能を利用しました。この企画は、自粛期間に何か良い取り組みはできないかと3年生中心に声をかけてみたところ、「時間あるから料理をしてみたいです」という声があがり始まったものです。
チームに専属の栄養士がついているため、その方にも選手たちが作った料理の写真を共有し、『Atleta』を通してコメントをもらっています。選手たち自身も楽しかったようですし、保護者からも料理を通して選手たちと接点を持てたという点で大変好評だったため、良い取り組みだったと思います。コロナ禍の影響でインターハイがなくなり、特に3年生のモチベーションが非常に心配でしたし、私自身もすごく落ち込んでいたのですが、大会中止が決まってから今回の自炊企画が選手たちから出てきたことで逆に私が元気や学びをもらいました。
我々のチームでは、『日本一愛されるチームになろう』というビジョンを持っています。愛されるチームになるために今何ができるかという部分について、選手たちはしっかり向き合って頑張ってくれているなと感じる休校期間でした。

Q:選手を指導する上で大切にしていることはありますか。
└学校の部活動という面もあるので、競技力はもちろんですが、人間力の向上も目指しています。また、ハンドボールはチームスポーツのため、チームワークは重視しています。『心を一つに』というキーワードをチームの横断幕にも掲げており、そのようなチームを作りたいです。

Q:今後のチームの目標について教えて下さい。
└最終目標として、チームを日本一にしたいという思いがあります。私自身学生時代に熱心な恩師に教えていただいた経験があるのでその思いは強いです。そして、ただ勝つだけではなく、ハンドボールを通して選手たちには多くのことを学んで欲しいです。そして何より、先ほど話したビジョン『日本一愛されるチームになる』が大きな目標です。
※インタビューは電話で行いました。