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国際アート&デザイン大学校高等課程 高等学校普通科、専修学校高等課程アスリートコース(バスケットボール)

ダブルスクール制度だからできる2通りの『Atleta』活用

国際アート&デザイン大学校高等課程 高等学校普通科、専修学校高等課程アスリートコース(バスケットボール)
齋藤幸佑 教諭
瀬尾裕史 教諭

<チームの情報>2020年9月現在
<利用者数>
■高等学校普通科
メンバー数:約180名
スタッフ:11名
■専修学校高等課程アスリートコース
メンバー数:30名
スタッフ:15名
<Atleta導入時期>
2018年4月

ダブルスクール制度だからできる2通りの『Atleta』活用


Q:『Atleta(アトレータ)』導入のきっかけを教えてください
瀬尾先生:
アスリートコースのバスケットボール専攻では、Bリーグの福島ファイヤーボンズからチーム運営のノウハウなどをバックアップしてもらう体制になっています。この福島ファイヤーボンズが『Atleta』を利用しており、選手管理が上手くできていた背景があり、この流れをアスリートコースへ持ってきた形です。

齋藤先生:
本校は”ダブルスクール制度”を取っており、生徒は常に高等学校と専修学校の2つに在籍している形なので、双方からの連絡を受ける必要がありあります。そのため連絡事項の件数が他の高校と比べると非常に多いです。この連絡事項の量を口頭伝達だけでやろうとしても、必ず漏れや忘れてしまう生徒が出てきますし、印刷物にするとかなりの量になってしまいます。これを『Atleta』を介することで手元の端末ですぐに連絡、確認できるので、アスリートコースだけでなく学校全体での利用も有効だと考え導入しました。

ビルド・アンド・スクラップで見えてきた『Atleta』のベストな運用方法


Q:『Atleta』の具体的な使い方について教えてください。
瀬尾先生:
学校としては、コロナ禍に伴い体温を毎朝入力してもらっています。毎朝の検温で客観的に自身の健康状態を判断できるようになり、新型コロナへの意識は高まったと思います。
また、アスリートコース内では当初かなり細かく入力していました。ですが入力量が多すぎて項目によっては入力漏れが出ることもあったので、今はビルド・アンド・スクラップしながら選手の負担にならない、且つスタッフ側が管理しきれる範囲内で項目を精選しています。

チーム内で特に気にしている項目は「身体の気になる部位」です。痛みの度合いについては細かく入力してもらって、練習参加できるかできないかの判断に使っています。試合前になると「身体のキレ」も注視します。
また、コンディション比較機能を使って、選手の体重の推移を確認しています。増量が必要な選手たちがいるので、体重の増減比は毎月出してあげています。また、コンディションで毎日のシューティング本数も記録してもらっていて、週毎のシューティング本数比較も出しています。
数字を出すことで選手にとっても分かりやすいですし、指導に説得力を持てます。他の選手と比較することにもなるのでモチベーションも上がるようです。

齋藤先生:
普通科ではアンケート機能をよく使っています。例えば昨年ですと、生徒が登校しない夏休み中に学園祭の決め事をしないといけないタイミングがあり、その時にアンケート機能を利用しました。最近はどの業界に興味があるかといった進路に関わる調査をアンケート機能で行いました。

『Atleta』によって学校外でも生徒とやり取りできる環境が整ったことは非常に助かっています。おかげで生徒と先生とのやり取りが圧倒的に増えました。生徒の中には直接先生に声をかけられない子もいた中で、『Atleta』を介することでやり取りの機会が増えた生徒もいます。また、メールやSNSと違って学校内でオープンなやり取りになっている点も良いと思います。

Q:『Atleta』というシステムを全校導入するにあたり、周りの反応はいかがでしたか。
齋藤先生:
当初は職員が『Atleta』に慣れていなくて、なかなか利用されない先生もいらっしゃいました。ですが3年も経つと今ではどの先生もフル活用しています。

また、保護者も中学から高校に上がるタイミングで子どもがスマホを持つこと自体にそこまで抵抗がなかったようで、特に反対はありませんでした。学校側でも導入時はしっかり説明をさせてもらったので理解していただけたのかなと思います。

『Atleta』により実感できた透明性とデータの根拠


Q:『Atleta』を使用して変化を感じたことはありますか。
齋藤先生:
何よりも連絡事項が行き届いている実感があります。『Atleta』は生徒だけでなく保護者にも公開しているので、保護者にも学校内の情報が常に共有されている状態ができているのは良いことだと思います。『Atleta』導入前まではどうしても保護者まで情報が行き届かなかった部分もあったので、学校としての透明性が出てきました。

瀬尾先生:
私が本校に赴任する前は中学校の教員で、その時はバスケノートを使って選手とのやり取りをしていました。これが今『Atleta』になったことで生徒とのやり取りのスピードが上がったのとスタッフ間の共有のしやすさを強く感じています。

また、より細かい情報が取れるようになりました。ノートの時は選手が記録する体調やケガの度合いは正直憶測の部分が多分にありました。それが『Atleta』によって全て数値となって記録されるので、データに根拠ができて、それをもとに様々な判断ができるようになったのは良い点です。

Q:今後の目標について教えて下さい。
瀬尾先生:
チームとしては日本一を目指しています。そことは別軸になりますが、我々のチームは育成型のチームでありたいと思っており、福島ファイヤーボンズの傘下チーム(U18)として必ず1名以上は特別指定選手を輩出することを目標にしています。
そして、福島ファイヤーボンズのロースターの50%を本校出身者、スターティング5の内の3名を本校出身者にしたいです。これによって本校に来ればバスケットボールが上手くなれるという実績を残したいというのが指導者としての目標でもあります。

本校は昼型トレーニングシステムなので18時には練習が終わる環境になっています。このように練習しやすい環境が整っているので、中学卒業時点でバスケットボールのプロ選手を目指す生徒や、将来バスケットボールに関わりたいと思う生徒にとって本校はとても良いと思います。何よりこういった環境が全国的にもっと広がってほしいです。

齋藤先生:
学校全体としては、”ダブルスクール制度”により、より専門的なことが学びやすい環境で、且つ『Atleta』を導入するなど一般的な高校とは違う取り組みを積極的に取り入れています。このような校風があるので、学校という固定概念にとらわれず積極的に様々なことにチャレンジしていく学校をこれからも目指していきたいです。