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メディカルフィットネス Alcurar(アルクラール)

メディカルフィットネス施設アルクラールにおけるCLIMB TR活用術。評価とエクササイズの情報が一元管理!

<メディカルフィットネス Alcurar(アルクラール)とは>
整形外科併設のメディカルフィットネス
オーダーメイドのパーソナルトレーニングをご提案
理念:運動を通じ、医療と一人ひとりが活躍するフィールドを繋ぎ、健康と幸せを支援する
https://alcurar.jp/

施設について


Q:どんな会員さんが通われていますか?
└年齢は中学生から80代まで、クリニックでのリハビリと併行して運動を行なっている方、中高年のスポーツ愛好家、健康増進などを目的とした方にご利用いただいています。併設しているクリニックが整形外科ですので、整形疾患をお持ちの方も多く通われています。

Q:クリニックとの連携はどのようにされていますか?
└クリニックで医師や理学療法士から筋力強化、膝痛や腰痛等の再発予防のために運動を勧められ、当施設を利用されている方が多いです。
理学療法士とも密にコミュニケーションをとるようにしていて、併用されている会員さんに対してどういったリハビリが行われているのかを把握しています。そうした情報を基に、会員さんに対する運動のアプローチを私たちが担っています。
また、クリニックスタッフもCLIM TRの閲覧が可能となっており、患者さんの運動内容などが把握できるようになっています。
クリニックでの治療のプロセスにおいて医師から患者さんに運動の必要性が伝わっており、クリニックに併設している運動施設という安心感も手伝って、当施設で運動を継続してみようと思っていただける方が多いです。

Q:メディカルフィットネスの良さをどのように感じていますか?
└「運動はしたいけど何をしたらよいのかわからない」とおっしゃる患者さんをよく目にしますし、病院で医師から運動するよう言われても具体的な方法論までは伴わないなどのケースもあり、「どんな運動をしたらよいのか」という情報を求めている人がすごく多いと感じており、クリニックと一体で運営することによってワンストップでサービスを提供できます。(東さん)

元々痛みを抱えている方に対してトレーニングを行い、痛みが増すなどの症状が現れたときに、すぐにクリニックで診てもらい、そこでの情報を共有してもらえることは、トレーニングを考えるうえで非常に有用です。トレーナー・会員さん双方の目線で安心してトレーニングができる環境になっていると思います。(北澤さん)

Q:「安心感」が一つの重要なファクターになっていますね?
└普段会員さんと接する中でそういった声はよく耳にします。医師に運動するよう言われて、トレーニング施設に通ってみて、いざ運動をしてはみたものの、どこかに痛みが出たり、結果がでなくて続かなかった、といった会員さんに、クリニックと連携して評価・トレーニングをワンストップで提供することで違った価値を提供できています。(東さん)

CLIMB TRについて


Q:CLIMB TRはどのように使われているか教えてください。
└Objectiveを写真や動画で色々と記録し、身体の評価、患者さんへのフィードバックに活用しています。これによりコミュニケーションがとりやすかったり、共通のイメージが持ちやすかったりします。3か月に1回ずつ評価を行っているので、姿勢の前回との比較などにも活用しています。

Q:どのような評価をされていますか?
└立位姿勢や動作を中心に評価しています。
姿勢や動作を撮影し、関節の動きや身体の使い方などを会員さんに共有しています。
他には体組成、筋力測定、片足立ちなどの一般的な体力測定も参考にしています。
スポーツパフォーマンスを上げたい学生さんの場合は、立ち幅跳びや垂直跳び、反復横跳びなども行います。

Q:CLIMB TRはもともとパーソナルトレーニング施設での利用を想定して作られています。メディカルフィットネスで使われる中で求めたい機能などございますか?
└初回アンケートやSubjective(主訴)をより一層深堀したい場合があるのでそこに対応してもらえるともっと良いですね。また、今述べた筋力測定や体組成データも一元管理できるようになると会員さんのすべての情報が集約できます。

Q:体組成のデータは何を見ていますか?
└体重、筋肉量、体脂肪率ですね。Inbodyで計測しています。

Q:一人の会員さんを別の方が担当する場合もありますか?
└現状は会員さんとの関係構築を重視して極力同じスタッフがみるようにしています。将来的にはそれぞれの専門性を活かしてリハビリと併用される方は東、競技目標に切り替わって以降は北澤がみる、といった具合に状況に合わせて担当が替わりながらやっていくことで、より会員さんの求めるトレーニングを提供していければと思っています。(東さん)

Q:CLIMB TRを利用いただいている感想はいかがですか?
└以前の職場ではすべての顧客情報を紙や各自のパソコンに記録していて、撮影した写真の保管、編集などに膨大な労力を要していましたが、それが電子化されたことで非常にラクになりました。患者さんの前回の評価との比較をする際に、前回の情報を探すのに非常に手間がかかったりしていましたが、それらがすべてクラウド化され、タブレット上で完結できることで無駄な時間を省略できます。(東さん)

普段は評価を基にプログラムを準備して、パーソナルのセッションに臨んでいるのですが、準備していたプログラムがその日の会員さんに合わない、というようなケースがあります。そうするともちろんセッション中に事前の計画から変更して別のトレーニングを実施するのですが、そうした場合に、最新の情報にパパっと書き換えることができるのもデジタルの一つのメリットです。紙やExcelで管理していたら、セッション後にそれを更新する作業を行う必要がありますが、CLIMB TRならトレーニング終了と同時に最新の情報に更新されます。(北澤さん)

Q:導入された当時のことを教えてください。エクササイズデータの準備が大変ではなかったですか?
└実はCLIMB TRを紹介してくれた知り合いのトレーナーさんに少し協力してもらい、早期にベースが整いました。その後、新規オープンまでの時間を使って、私と北澤それぞれが前の現場でよく使っていたトレーニングをお互いに出し合って一気にエクササイズデータを作りました。以降はトレーニング理論のアップデートや日々の現場の運用に合わせてちょこちょこ修正していっています。正直この作業をゼロからやるのは大変でしたが、私がもともと病院現場、北澤はスポーツ現場と別のバックグラウンドを持っていて、このエクササイズの準備作業を通じてお互いの専門性の違いを再認識できたというプラスもありました。お互いの専門性や経験をフルに活かすための考え方のベースを合わせる作業になったと思います。(東さん)

Q:会員さんにもCLIMB TRはご利用いただいていますか?
└一部の会員さんに紙で印刷したメニュー表をお渡しする場合もありますが、基本的にはCLIMB TRにログインしてもらって実施したメニューを確認してもらうようにしています。また、会員さんがご自身でトレーニングをされる際に正しいフォームでエクササイズをやるためにオンラインで動画や写真でエクササイズをいつでも確認できることは非常にプラスに働きます。(東さん)

初回、3か月後、6か月後と評価を繰り返して行って、自分の身体の変化を確認できるので、モチベーションが上がりますとおっしゃる方が多いです。(北澤さん)

Q:会員さんにもCLIMB TRはご利用いただいていますか?
└申込書や退会届は紙で管理していて、申込時に会員さんに規約をお渡しします。ほかには体組成や筋力測定のデータ管理や集計、予約の管理などの付帯業務があります。

それらの煩わしさから脱却できるよう、今後も機能開発を進めてまいります。ぜひ忌憚のないご意見をお寄せください。今日はありがとうございました。


東 良道氏
【資格】
・健康運動指導士
・NSCA-CSCS(全米ストレングス&コンディショニング協会ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・NASM-PES(全米スポーツ医学協会)
・PHI ピラティスマットインストラクター
・FMS Lv.1.2
【経歴・外部活動】
・長野県スポーツ協会 SWANプロジェクト トレーナー
・長野県スキー連盟 フリースタイル部 モーグル競技 トレーナー
・信州大学男子 サッカー部 トレーナー

北澤 俊哉氏
【資格】
・健康運動指導士
・NSCA-CSCS(全米ストレングス&コンディショニング協会ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)
・JATI-ATI(日本トレーニング指導者協会 トレーニング指導者)
【経歴・外部活動】
・モンテディオ山形アカデミー フィジカルコーチ(2018年〜2021年1月)
・大原学園松本校 スポーツコース 非常勤講師
・東海大学諏訪高等学校 女子サッカー部 ストレングスコーチ