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導入事例

横浜創学館高校ハンドボール部

選手たちが普段使っているスマートフォンを試合や練習に活かしたい

横浜創学館高校ハンドボール部 小林聖監督

横浜創学館高校ハンドボール部、監督・小林聖氏

主な成績:2014年度インターハイベスト8
部員数:27人
指導者数:監督1名、外部トレーナー1名
Atleta導入時期  2017年4月

 

Atleta(アトレータ)で密なコミュニケーションを!


Q:創学館高校はハンドボールの強豪として知られていますが、小林先生はどのような経緯で指導するようになったのでしょうか?
└私は東京の生まれで、江東区の大島中学校でハンドボールを始めました。その学校に恩師の先生がいて、熱心に指導をしていたんですね。私が入部した後に、初めて全国大会に出場することができて、スポーツ推薦で横浜商工高校(注・創学館高校の前身)に入学しました。高校3年の時に選抜、インターハイ、国体で優勝し、全国3冠を達成することができまして、大学卒業後に母校で教員をすることになりました。

Q:選手が成長していくために必要なことは?
└性格的には、素直な部分が絶対に必要です。指導の面で心がけているのが、子供達の癖をなるべく修正しないこと。例えばボールの投げ方に関しても、その子の特徴があります。体を壊すような投げ方をしている子は修正しますが、なるべく持って生まれた良さを活かすようにしたいと思っています。

iPadを操作する横浜創学館高校ハンドボール部監督・小林聖氏

Q:『Atleta』を導入するきっかけを教えてください。
└他の学校が導入している記事を見た時に「こんなのがあるんだ」と思ったのがきっかけです。それまではノートを使っていたのですが、家に帰って記入するとなると、疲れて寝てしまうこともあります。どうしようかと思っていた時に、子供達を見たら、スマートフォンをいじっていることが多かった。以前はLINEを使って「遠征や試合の振り返りを、その日のうちに書いて送ってこい」と言っていたんです。それを見て、ノートに書けと言っていました。携帯を見る時間があるなら、まずは入力しなさいと(笑)

Q:LINEを使ってやっていたことが、『Atleta』に置き換わったのですね。
└選手たちが普段使っているスマートフォンを、試合や練習に活かしたいと思っていたので、『Atleta』はそこにハマった形です。僕は「出会いは引き寄せ」だと思っているので『Atleta』と出会った時も即決でした。

Q:振り返りには、どのような内容を書かせていたのでしょうか?
└最初は反省することを書かせていました。ハンドボールのコートを書いて、図で示したり。欠点ばかりを書くのは嫌になるんでしょうね。そんな時、脳科学の SBT(スーパーブレイントレーニング)に出会って、SBTの講習を受けるようになりました。そこで言われたのが、「反省ばかりしていると、窮屈になるよ」と。反省じゃなくて、どうすればいいかを分析して、問題点を見つける。その問題をどう解決するかにフォーカスしていくことが大切だと。そこからは反省ではなく、振り返りという言葉を使うようにしました。

Atletaのコンディション管理画面
Q:『Atleta』には何を入力していますか?
└体温とその日のコンディション、体の気になる部位。コメント欄には振り返りを入力しています。コメントには、まず部のスローガンを入力して、自分の調子が悪かった時、怒られてばっかりの時は良い事を書きます。反対に、良いムードで試合が終わった時には、欠点から書くようにしています。良い時こそ欠点に目を向けて、悪い時こそポジティブに考える。それもSBTの考えです。強制的に入力させるのも良くないと思うので、入力してもしてなくても、何も言わないようにしています。レギュラーで真面目に取り組む子は入力しますし、感覚で動いているような子は入力しません。レギュラー外でも一生懸命やっている子はちゃんと入力します。

Q:『Atleta』を導入する際、選手の保護者からはどのような反応がありましたか?
└私のことを信頼してくれているので、とくに問題はありませんでした。食事の写真を撮ってアップするので、どんな料理を出しているかがわかってしまうのは嫌みたいでしたけど(笑)。私は保護者との関係性も大切にしています。親がこの学校に入れてくれたからこそ、選手達はハンドボールができるわけですよね。それもあって、全国大会に行く前に、親に向けて手紙を書かせています。

Q:『Atleta』は選手の成長にどう役立っていますか?
└結果を残す子たちは、隙間時間の使い方がうまいんです。先生仲間にそう言われたときに自分のチームを振り返って、過去に結果を出している年代は隙間時間の使い方が上手な選手が多かったなと。今は空いた時間に『Atleta』を入力したり、過去のデータを見たり、プレー動画を見て勉強している子も増えてきました。

Q:コンディショニングに目を向けるようになってから、どの辺りが変わってきましたか?
└私自身、選手と話をするきっかけが増えたと感じています。どこが痛い、いつ痛めたという会話ができるようになりました。それまでは試合に出たいので、選手たちもケガを隠すようなことがあったのですが、いまは「隠してもお互いのためにならないので、ちゃんと入力しよう」と言っています。
Atletaのケガ入力画面

Q:体作りの面で『Atleta』をどのように活用していますか?
└ハンドボールは接触プレーの多いスポーツなので、フィジカルが重要になります。技術をパワーが凌駕するところがあるので、目標として体重を『身長-100』にすること。3年生で引退するまでにベンチプレスで120キロを挙げようと決めています。いまは小学生からハンドボールを始めて、エレベーター式に来ているチームが勝つか、体作りをしてフィジカルを鍛えているチームが勝つか、二極化しています。ちなみに、ある年の全国大会でベスト8に入ったチームで、高校からハンドボールを始めた選手がいたのは、うちだけだったんです。他のチームは小学生から始めている選手ばかりでした。

Q:指導に関して、他のスポーツの監督に話を聞くと、みなさん「昔のやり方が、いまの子には通じなくなってきた」とおっしゃいます。小林先生はどう感じていますか?
└感情的な指導をしても、今の子たちには通じないですね。そこで選手たちをしっかり見るところに、もう一度立ち返ろうと思ったら、いろいろなことに気がつくようになりました。そのときに、ちゃんと見ていないな、分析していないなと気付いたんですよね。プレーの後に感情的になって、人のせいにする子がいると、以前はすごく怒っていたんです。でもいまは、なぜその選手がそう言ったのかを、聞くようにしました。選手との接し方やコミュニケーションの仕方も変わりましたね。ただ、全員と密にコミュニケーションをとる時間はないので、必然的にレギュラー外の子たちに対するアプローチが少なくなってしまいます。寂しさを感じると思うのですが、そこは『Atleta』を使うことで補えると思っています。