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近畿大学附属高等学校 剣道部

選手の自主性を育てる!ノートから「コメント機能」へ切り替えて感じた2つのメリット(近大附属・剣道部)

近畿大学附属高等学校 剣道部/江藤育弘氏

<チームの情報>2021年1月現在
選手数:22名(男子17名、女子5名)
マネージャー:1名
指導者数:2名
Atleta導入時期:2019年3月

<主な成績>
令和元年度 大阪高等学校総合体育大会剣道大会 男子団体戦 優勝
令和元年度 全国高等学校剣道大会大阪府予選 男子団体戦 第3位・男子個人戦第3位・第5位
令和元年度 近畿高等学校剣道大会 男子団体戦 ベスト16
令和元年度 大阪府私立高等学校剣道大会 男子団体戦 第3位
令和元年度 全国高等学校剣道選抜大会大阪府予選 男子団体戦 第5位
令和四年度 大阪府私立高等学校剣道大会 男女優勝

ノートから「コメント機能」へ切り替えて感じた2つのメリット


Q:『Atleta』導入の理由を教えてください。
└別の高校の剣道部からの紹介がきっかけです。これまでは剣道日誌(ノート)を使って選手とやり取りをしていました。導入当初はコンディション入力に留まっていて他の機能は使えていませんでしたが、コロナ渦の自粛期間中にノートのやり取りができなくなったこともあり、ノートの内容を『Atleta』のコメント機能に記入してもらうよう変更しました。

Q:今までは『Atleta』とノートを併用されていたんですね。
└ノートの運用を残していたのは『考えを文字に書いて起こす』ことが重要なことだと考えていたからです。しかし、『Atleta』のコメント機能で運用をしてみてリアルタイムに返信ができる、「いいね」ボタンで素早くレスポンスが返すことができる、という点に魅力を感じています。選手と遠隔で毎日やり取りができる環境になったので、とても有効に活用ができています!これを機に今後は『Atleta』一本で運用していく予定です。

『Atleta』を使って“選手の自主性”を育てる


Q:『Atleta』導入にあたり、選手の反応はいかがでしたか。
└剣道は指導者と選手に『師弟関係』のような硬い繋がりになりがちで、それによってケガを正直に伝えてもらえないことがありました。その点Atletaは気軽に身体の異常を報告できますよね。当初の導入目的は選手の体調管理でしたが、選手からは「身体の気になる部位」という機能を使っての報告が増えました。選手たちにとっても言いやすくなったのかなと思います。

Q:選手を指導する上で大切にしていることがあれば教えてください。
└自分でやることを見つけて、やることに対して自分がどう考えているかを意識させています。剣道部でどんな人間を育てたいかというと、自主性と主体性を持って行動できる人間です。調子が悪い時に声をかけたり時折発破をかけたりはしますが、「絶対に○○やりなさい」みたいな言い方はしません。『Atleta』に関しても導入当初から入力率が良かったわけではありません。選手たちの中でコンディションの重要性に気がつけたようで、そこからだんだんコンディション入力が浸透していきました。

『近大附属へ行きたい』『近大附属で良かった』そんなチームを目指したい。


Q:今後の目標についてお聞かせください。
└直近の目標としては全国大会に繋がる大会で勝つことです。大阪代表として全国大会に出場し日本一を目指します。また、競技としてではないのですが、最大の目標があります。『将来は近大附属で剣道をやりたい』と中学生に思ってもらえるようなチームにすること。そして卒業生が『近大附属の剣道部に来て良かった』と思ってもらえるようなチーム作りをすることです。特にこれは成績が良かったからではなく、レギュラーになれなかったり、すごく苦労をした選手にもそう思ってもらえると嬉しいですね。実際私自身がそうでしたので。そんな選手を育てられるチームを目指してこれからも頑張ります。