水戸葵陵高等学校 駅伝部
走ることを、ずっと好きでいてほしい。3年間故障ゼロを目指す、長距離育成のリアル戦略(水戸葵陵・駅伝)
水戸葵陵高等学校 駅伝部/澤野 敦 監督
<チームの情報>20026年2月現在
メンバー:32名
管理者:2名
Atleta導入時期:2018年2月
<チームの主な成績>
第77回 関東高等学校駅伝競走大会 8位入賞
2025年度 茨城県高等学校駅伝競走大会 4位
第75回 全国高等学校駅伝競走大会 出場
2024年度 全国高校総体 5000m 出場
2024年度 茨城県高等学校駅伝競走大会 2位
2023年度 茨城県高等学校駅伝競走大会 4位
卒業生の活躍
小田 恭平(大東文化大学→ NTT西日本)第100回、第101回 東京箱根間往復大学駅伝競走
長谷川 豊樹(日本大学)第101回 東京箱根間往復大学駅伝競走出場
井坂 光(東京農業大学)第102回 東京箱根間往復大学駅伝競走出場
正直に言えるチームが、ケガを減らす
Q:『Atleta』導入のきっかけを教えて下さい。
選手それぞれに練習メニューを細かく分けているので、主観的な調子を知るために『Atleta』が必要になりました。
『Atleta』に記録された情報と、自分の目で見た様子とを合わせて、練習メニューの管理ができるので、すごく役に立っています。
Q:導入当初から今までで、『Atleta』の使い方が変わった点などはありますか。
特には変わっていませんが、以前は大きな大会前になると正直に入れてくれない選手が多かったんです。痛みを報告すると外されちゃうんじゃないかって思われて。
なので、長年使う中で『Atleta』の使い方を変えたというよりは、自分の選手との接し方を変えていった方が強い感じですかね。何でも話してもらえるような関係性を作るようなるべく努力しました。普段からの話しかけ方を工夫したり、正直に話すことのメリットを伝えたりして、最近は割と正直に報告してもらえるようになりましたね。
走らせるのではなく、“止める”ためのGarmin
Q:Garmin連携の機能もご利用いただいていますよね。
そうですね。基本は全て直接走りを見ていますが、長期休み期間とか、見ていないところでのデータが自動で取り込まれるようになったのですごく良いです。
Q:選手たちには普段から距離を走るように指示しているのですか。
練習量自体は少ない方で、ありがたいことに選手たちは私の指示以上に走るんですね。練習量少なくしているのはそこが狙いでもあります。選手たちが自発的に朝や練習後に走ろうと思えるようにやっていて、私はむしろ走るのを止める側なんです。
Garmin連携で走行距離が見えるのは自発的な選手にとっては監督へのアピールになりますし、私もやり過ぎと感じる選手のことを早く気付けてアドバイスができるので、GarminのデータをAtleta上で確認できるのはとてもありがたいです。
Q:その他、具体的にどういったデータを注視されていますか。
週間の総走行距離を入れてもらっていて、今週と前週を比較したり、直接選手の様子を見て、明らかにスピードが出せていないと感じた場合は、数字と照らし合わせながら走りすぎていないかを確認したりしています。
あとはやはりコメントですね。選手自身の感覚的な部分はみんな書いてくれるので、調子の良し悪しをコメントを通じて把握することができます。
スケジュールには大会予定などを入れているのですが、そこに前年の大会結果を載せていて、このぐらいで走ったら優勝できるといったことを早い段階から意識させています。
また、大会直前の練習で何をやったのかというものも残していて、前回大会どんな準備をしたか、○日前はこんな練習をやっていたとか振り返りやすくしています。
これによって大会に向けた準備の意識やモチベーションを高められるし、更に下級生にとっても、先輩たちがどんな準備をして大会に臨んだのかも分かるので、過程と結果の情報はスケジュールに残すようにしています。