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導入事例

大阪産業大学 男子バレーボール部

進化の経緯を『Atleta』で把握!

大阪産業大学-男子バレーボール部 監督-澤井亨氏

大阪産業大学 男子バレーボール部・監督 澤井亨氏

<チームの情報>2020年3月現在
部員数:40名
指導者数:監督、部長、トレーナー、学生コーチ各1名
スタッフ:数名程度
Atleta導入時期:2018年3月

 

『Atleta』が、選手のデータへの関心を高める!


Q.監督として大切にしていることや、『Atleta(アトレータ)』の導入経緯を教えてください。
└部活動(課外活動)において競技力向上は重要ですが、人間教育も大切にしています。競技成績が良いだけでは、良いチームと言えないと思っています。スキルコーチングと社会人基礎力(社会人として求められる行動)向上の両面から指導していることが大阪産業大学の特徴です。
進化しているスポーツの世界でトップを狙っていくには、ただ気合で頑張るだけではなく、数字(データ)で状況を判断する能力もアスリートとして大切です。まずはその意識を『Atleta』で植え付けようという狙いがありました。普段のトレーニングでも選手間のランキングなどを可視化し、彼らのモチベーションに役立てています。
また、選手が1年生の頃からどのようなトレーニングをして、どのような生活習慣で成果に結びついたのかということはプレーの映像だけではわからなかったため、『Atleta』によって深く知りたいという思いもありました。そのデータをもって指導すれば説得力があがりますし、ゆくゆくは栄養や休養のバランスの統計や、ベストな睡眠時間のデータを活用しながら指導ができれば理想的だと思っています。また、そのデータ入力の習慣を指導者が押し付けるのではなく、アスリートの卵である若い選手が自らコンディショニングのデータに関心を持ち、成長していってくれることを期待しています。これまでの経験上、自己管理(記録)ができない選手はポテンシャルが高くても伸びてこない傾向があります。記録を残すという行為は継続する力や集中力などをみる指標にもなるのではないでしょうか。

 

現代の指導のキーワードは「数字と映像」! あらゆる領域のプロフェッショナルが部活動を支える。


Q:『Atleta』の具体的な活用方法を教えてください。
└個人的には新しいトレーニングをどんどん取り入れていこうという気持ちが強く、大学内の他の領域の先生のお知恵も借りてトレーニングメニューを考えています。現在は心肺・循環器系の強化には水分補給が重要だということを教わり、練習前後の体重を測って体重が減っている分だけ水分を取るようにしています。水分が十分でないと循環血液量が減少し、脳の働きが鈍くなったり、運動パフォーマンスや集中力の低下を引き起こすこともあるため、摂取した水分量なども『Atleta』で管理しています。同じ大学内でサポートを受けられるのはとても有難いですね。この他に、心理学の先生にもサポートしていただいています。ゲームに入れば監督ができることはほぼなく、戦術はアナリストがメインで立てています。トレーニングや日々のコンディショニングで各専門分野の先生にも助言をもらうなど、個人がレベルアップできる環境の整備が監督の大切な仕事であると思っています。
『Atleta』に日々のコンディショニングを記録することで、選手たちは数字での管理を意識しますし、指導者にとっては過去の習慣を見直せるという非常に嬉しいメリットがあります。大学生は突然進化することがあるのですが、記録をつけていないと急成長の理由がわかりません。ただ、そこに映像データであったり『Atleta』で記録した数値などがあることで、進化の経緯が把握できることもあります。今後は4年間の生活習慣による傾向なども出していきたいと考えています。

Q:『Atleta』によってチームに起きた変化を教えてください。
└導入当初は「(アプリでのコンディショニングに)何の意味があるんですか?」という選手の声もありました。ただ、そのような選手に「ここまで活躍できるようになるまでにどのようなトレーニングや生活をしてきたのかきちんと伝えられるか?」と問うと、はっきり答えられない場合が多いです。後輩のためにも今活躍している選手のデータを残すことに意味があると伝えると納得してくれるようになりましたね。競技力向上については、各選手の筋力や柔軟性などが異なり、全ての選手にあてはまる指導は難しいですが、そこにデータがあれば少しでも補完できます。特に今の学生は過去の経験値で指導しても響かないため、数字や映像を活用することで、彼らの競技力向上を促すことができたらと考えています。そのような意味で『Atleta』は、競技力の高いチーム、トップアスリートを目指すような選手にマッチするサービスだと思っています。
アプリで必ず入力しているのは、睡眠時間、体調、精神の疲労度、痛みの部分で、特に体調と精神の疲労度は照らし合わせながら確認しています。体調は普通でも疲労度が高いこともあるので、注意するようにしていますね。記録内容や、実際の体のキレなどを判断し、それによって練習メニューを変えたりメンバー構成を検討するようになりました。コメント欄に自身の目標や体の状況を書いている選手には返信もしています。ただ、入力しているだけでは選手側は目的を見失いがちになってしまうので、選手のためにも変化がわかるようなグラフや過去の事例をレクチャーする時間などでアウトプットを提供したいと思っています。大阪産業大学-男子バレーボール部-監督澤井亨氏インタビュー

 

大阪産業大学のバレー部は「プレイヤーズセンタード」で強くなる!


Q:今後、部活動をはじめ若年層の選手への指導には、何が大切だとお考えですか。
└やはり今の選手は経験値だけのコーチングでは納得できないという傾向があるため、データによるコーチングに変化していくと考えています。世代の特徴かもしれませんが、選手たちは怒られることも、仲間たちと意見を言い合うことにも慣れていないようですので、だからこそ、数字や根拠で示していくことを大切にしています。
体罰などでは学生は動かないですし、強くならないということは常々思っています。
また、スポーツの世界だけでなく社会に出たときも同様に、自分の思い通りにいくことはほとんどありません。だからこそ大阪産業大学では、自身で状況判断ができ、適切であろう行動ができるように声掛けをしています。
まず、「自分で考える」、「約束を守る」、「誠実である」それを継続していくことで競技力向上もそうですが、人間的にも成長していってくれると考えています。
最近は、「プレイヤーズセンタード」 という考え方のもとでコーチングが展開されています。選手は競技の真ん中にいて、主役であるという考え方です。そして、選手を支えるべく指導者や支援者が周りからアプローチをするという構図です。
今後も選手が主役であり続けるために,どのような良い環境で競技ができるのかについて指導者として考えていきたいです。そうすることで、選手も自分が強くなるためには何が必要か、どのような支援を求めるべきかを考えられるようになると思います。
こうして我々大阪産業大学男子バレーボール部は、日本チャンピオンを目指しています!
大阪産業大学-男子バレーボール部-笑顔でインタビューに答える監督澤井亨氏