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名城大学女子駅伝部

監督・米田勝朗氏が語る『CLIMB DB』、『Atleta』活用法

『データがチームの財産になり、積み重ねが歴史になる』

――まずは全日本大学女子駅伝の優勝、おめでとうございます。

ありがとうございます。しばらく優勝から遠ざかっていたので、1つでも良いので日本一になりたいと思っていました。大学生の一番大きな大会で優勝することができたのですが、年末に行われた選抜大会では3位でした。10月の全日本大学女子駅伝で優勝して、2ヶ月後の大会でも優勝するためには、心と体のピークをもう一度持って来なければいけません。その調整は難しかったです。ただし、1年間に2つの大会をいきなり優勝してしまうよりも、2018年度に向けて良い課題ができたと思っています。おそらく、学生にもいい刺激になったのではないかと思います。勝つことの喜びを感じ、でもまだ自分たちは強くないんだということも感じることができたはずですから。

――全日本大学女子駅伝で12年ぶりに優勝できた要因は何だとお考えでしょうか?

12年前に優勝した時はこちらがすべて管理をして、毎日、選手を体重計に乗せたりと厳しく指導をしていました。ただ、そのやり方だと、選手たちが卒業した後、実業団など上のステージに上がった時に、自分で管理することができなくなってしまうのではないかと思ったんです。日本の代表として、日の丸をつけて走ることを考えたら、自己管理ができる選手にならなければいけません。大学時代にこちらがすべてを管理する指導をしていたら、卒業後に自己管理能力が身につかないと思い、自主性を重んじる指導に変えていきました。

――その成果が出たのでしょうか?

それもあると思います。ただし自主性を重んじる指導に変えてから、選手が自主性と自由を勘違いしてしまうことがあり、それまでは全日本大学女子駅伝で3位以内をキープしていたのが、7 位、6位、7位と順位を落としてしまいました。それが3年前から5位、3位、そして1位と上がってきました。今年のキャプテン、赤坂よもぎが1年生の時に7位で、翌年から5位、3位、1位と右肩上がりに良くなってきたのですが、しっかりと取り組む姿を寮生活の中で見せてくれて、それがチームに浸透していった面も大きいと思います。

――選手の自主性を育む、自己管理能力を高めるという意味で『Atleta』はそこにアプローチできるツールです。

そう思います。以前から、選手がどのような取り組みをして、いまどのような状況になっているのかを把握できたらという気持ちを持っていました。毎日、紙を使って体調の提出はしているのですが、メディカルの部分では青森県にある弘前大学の先生に協力してもらったり、食事面は名古屋学芸大学の学生さんに作って頂いているので、選手の情報をリアルタイムで共有できる面で、『Atleta』はすごく使いやすいと思います。

――弘前大学の医学部の先生には、どのような部分を見てもらっているのでしょうか?

体の故障を見てもらっています。たとえば『膝が気になる』と入力すると、先生の方から選手に「どういう状態なの?」と連絡をしてもらうようにしています。もともと私が弘前大学で学位を取った関係で、整形外科のドクターにお世話になっています。部員は16名中、15名が寮生活なのですが、寮の食事は、朝はマネージャーが作っていますし、夕食は名古屋学芸大学の学生さんが作りに来てくれています。

――『CLIMB DB』、『Atleta』を知るきっかけは何だったのでしょうか?

大学時代の同級生に紹介してもらったのがきっかけです。周囲の人に聞いてみたら、高校も含めて、いくつかの大学が『CLIMB DB』を使っていると言っていたので、導入を決めました。紙ではなくデジタルなので、欲しい情報が簡単に見られるのと、一ヶ月前と比べていまの状態はどうなのかがグラフとして出てくるので、比較しやすいですよね。データをもとにフィジカル面だけでなく、メンタル面の話もできますし、記録として残っていくのも良いと思います。

――『CLIMB DB』から『Atleta』に切り替わって、期待することはどのようなことでしょうか?

食事は名古屋学芸大学さんに管理して頂いているのですが、どのような食事を提供して、どれぐらいのエネルギー量があったといった情報を共有できるので、情報としての精度が高くなります。しっかり入力すれば、チームの歴史になりますし、それが積み重なると大きな財産になる。先輩の取り組みが、後輩に受け継がれる部分も期待しています。

――今後、『Atleta』をどのように役立てていきたいとお考えでしょうか?

『Atleta』は自己管理のためのツールであって、監督やコーチに見せるために記入するものではないと思うんです。1年を通して競技をしていると、調子がいい時もあれば悪い時もあります。そこで過去のデータを見ると、調子の悪い時はどういう状態で、良くなるためには何をしたのかがわかります。心の状態、体の状態をデータ化して残しておく事は、自分自身を振り返ることになります。大学を卒業して実業団で競技を続ける選手もいるのですが、就職先のチームでも『Atleta』を使っているので、継続してデータを活用していってほしいと思っています。

赤坂よもぎ主将のインタビュー記事はこちら

※インタビューはCLIMB DBからAtletaに切り替える、導入研修の日に行いました。