千葉黎明高等学校 サッカー部

体調管理、試合動画、練習スケジュールをひとまとめに

練習をする千葉黎明高等学校サッカー部

「三栖トレ」導入でフィジカル強化を期待!


Q:キャプテンとしていつも大切にしていることを教えてください。
└できるだけ弱音を吐かない、マイナスなことを言わないということに気を付けています。弱音を吐いたりケガをしたときに苦しい表情を表に出してしまうと、チームの雰囲気にも影響してしまうので、自分だけではなく副キャプテンとも連携をとりながら前向きになれるチーム作りをするようにしています。

Q:コンディショニングについて、日頃から問題意識を持っていましたか。
└僕は幼稚園の頃にサッカーを始めたのですが、高校生になるまでは、体調管理と言えば試合日程を考えて手洗いうがいをするなど、風邪を予防する程度でした。中学の頃はサッカーノートがあったのですが、記入は個人に任されており、気分によって書いたり書かなかったりしていたので、本格的にコンディショニングを意識したのは黎明高校に入ってからです。そのため、最初はスマートフォンで身体の状態を管理することを面倒だと思っていましたが、今ではアプリでの記録が浸透し、日常になっています。

Q:チームとしての『Atleta(アトレータ)』の使い方を教えてください。
└5段階で記入できる体調記録、肉体の疲労度、痛み、睡眠時間などは必ず入力するようにしています。振り返ってみるとあまり睡眠時間が取れていないことなどがデータとなって確認できるので、次の日は生活を改善しなくては、という意識が芽生えますね。
振り返りという点では、自分たちの試合の動画をYoutubeなどにあげているので、そのURLを連絡ボード上に貼り、各々が動画をみて反省する時間を作っています。
また、練習のスケジュールや試合の時間などは『Atleta』で確認することが定着しています。試合の前日にメンバーが発表されることもあり、そのような連絡は連絡ボードで確認することも多いですね。

千葉黎明高等学校サッカー部キャプテン・水戸 洋基選手

千葉黎明高等学校 サッカー部、キャプテン・水戸 洋基選手

Q:「三栖トレ」を導入すると聞いた時の率直な感想と、期待することを教えてください。
└チームには小柄な選手が多いので、このようなトレーニングによって全体の身体づくりのサポートになると感じ、素直に嬉しかったです。
今はチームで取り組むよりも個々で動画を見ながらトレーニングをする機会が多く、「三栖トレ」をきちんと取り入れられている選手はまだ少ない状態なのですが、もっとをうまく活用する選手を増やすことができれば、チーム全体としてフィジカルを強化できるのではないかと期待しています。
チームの長所として、「やる」と決めたことに関してはみんな真面目に取り組めるという点と、練習を楽しめるという点があるので、「三栖トレ」に関しても今後はもっと楽しみながら浸透していくのではないかと思っています。

Q:今後の目標を教えてください。
└全国高等学校サッカー選手権大会で優勝することです!

 

三栖英揮氏からのメッセージ

Dr.ARMS三栖英揮氏顔写真

Dr.ARMS 所属(株式会社M’s AT project 代表取締役)
鹿児島ユナイテッドFCコンディショニングコーチ
スポーツ医科学に基づくコンディション管理システムをユースからプロチームまで、幅広いチームに提供している。
國學院久我山高校サッカー部コンディショニングコーチを務め、2017 年~2018年にはFC 琉球をサポート。

Q:「三栖トレ」というサービスを世の中に届けたい、とお考えになった背景をぜひ教えてください
└人数が多いチームの場合、選手管理が行き届きにくいという指導者側の課題があります。紙ベースで管理することはできますが、より視覚的に、年間を通して選手のコンディションを管理することを考えたとき、私はアプリなどによるデータ管理が必要だという結論に行き着きました。
「三栖トレ」は、このような私の思いとCLIMB Factoryが出会って生まれたサービスです。「三栖トレ」を通じて、育成年代の選手がコンディショニングに興味を持つことが当たり前の世の中を目指しています。

Q:「三栖トレ」のポイントを、指導者視点と選手視点でそれぞれ教えてください
└指導者にとっては、低予算で専門家の指導が受けられる点がメリットではないでしょうか。
専門家を雇うことが最も良い方法なのかもしれませんが、限られた予算の中で運営している部活動という環境を考えると難しいケースも多いと思いますので、そのような問題をクリアできるツールとして活用してもらえると嬉しいです。
「三栖トレ」を行うにあたっては、選手が“できない”ことと、“しない”ことの違いを見分ける必要性があります。トレーニングに対して、きちんとやろうという意識がないために“しない”のか、トレーニングの内容によって、可動域や筋力が足りずに“できない”のか、それによって指導者のアプローチの仕方が変わるのでそこは見極めて欲しいですね。
選手視点で大事なポイントは、シンプルに、「正しいフォームで行うこと」です。同じ種目のエクササイズでも違うフォームで行えば別のものになってしまうので、そこは妥協せずにしっかりと取り組んで欲しいです。正しいフォームでも、一度やって終わりにしてしまうと定着しませんので、その正しいフォームでトレーニングを継続し、習慣化させるところまでが重要です。

Q:「三栖トレ」を取り入れてコンディション管理を行っている選手たちへメッセージをお願いします
└「三栖トレ」を正確に繰り返せば、身体の変化が実感できるようになります。変化がわかれば、選手自身にもポジティブな意識が芽生え、繰り返すモチベーションになるので、「身体に変化をもたらす」という目的を常に忘れずに取り組んでもらいたいですね。事実、トップアスリートはその変化を感じられているからこそ、タフなトレーニングも続けられ、トップ選手として長くプレーできているのだと思います。
自らの身体で実験するような感覚で、どのトレーニングをどれだけ続けたら自分の身体がどのように変わったか、という変化を感じられると継続できるのではないでしょうか。
コンディショニングは、ケガを予防することや、そのためのリカバリーにとって非常に大切なので、高校性から意識して取り組むきっかけとして「三栖トレ」が活用されると嬉しいです。

顧問・浅羽 良則氏インタビュー【「三栖トレ」に期待!】はこちら!
http://www.climbfactory.com/result/case/3612/