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日本郵政グループ 女子陸上競技部

「郵便」と「駅伝」は、想いをつなぐ。“支える力”を高めたデータ管理術(日本郵政・陸上)

日本郵政グループ 陸上競技

日本郵政グループ 女子陸上部/髙橋 昌彦 監督 齋藤 由貴 HC

<チームの情報>2025年6月現在
メンバー:16名
管理者:10名
Atleta導入時期:2018年10月

<チームの主な成績>
クイーンズ駅伝:初出場の2015年以降、2024年まで10年連続出場
2016年、2019年、2020年、2024年と計4度の優勝を達成

郵便と女子駅伝の親和性とAtletaの有効性


Q:Atletaを導入いただいたきっかけを教えて下さい。
(髙橋監督)
もともとはうちも手書きの日誌を使っていましたが、創部2年目から鈴木(亜由子)のような日本代表選手が出てきた中で、私も海外に行く機会が増えまして、チーム本体とは別行動となり、日々選手全員の日誌を確認することが難しくなりました。その当時選手の練習日誌をどうして確認していたかと言うと、日本にいるスタッフから選手の日誌をスマホで撮影してもらい、私は海外で合宿している選手の日誌を撮影して、スタッフ内で送り合って共有していたんです。

Q:かなり手間と時間がかかる作業ですね。海外からだと特に大変そうです。
(髙橋監督)
スマホの容量はいっぱいになりますし、小さい画面で見るのも大変でした。

もちろん手書きの大事さも分かるんです。紙だからこその温かさとか、気持ちが文字に現れたりとアナログならではの良さがあります。そういう意味で最初はAtletaの導入には悩みました。
ただやってみて、もし使い勝手が良くなかったら前に戻すことも想定し、導入に至りました。今ではなくてはならないコミュニケーションツールとなっています。

Q:結果的に導入から8年目が経ちまして、長く使っていただき、ありがとうございます。
(髙橋監督)
トラック、マラソンシーズン中は別々の拠点で活動することも多いので、ネット環境さえあれば時差関係なくデータを登録できるし、確認もできる、何より重たくないのが良いですね。

コンディションコメントを通して選手ごとのタイプが見えてきた


Q:Atletaでは具体的にどのような項目をチェックされていますか。
(髙橋監督)
私はコンディションのコメント欄を見ます。コメントの言い回しとか、表現に選手の心理状況が現れるので、一番見ていますね。

(齋藤HC)
監督同様にコメント欄はスタッフ全員がそれぞれチェックし、コーチ陣が週替わりで分担して返信コメントを記入しています。会った時に体調のことを報告していなかったとしても、Atletaには記録している選手もいます。
またAtletaは月経管理もできるので、そのあたりは私はよく見ています。あとはサプリメントのチェックでしょうか。服用しているかどうかの確認や、血液検査の結果を基に摂らせる量を調整しているので活用させていただいています。

Q:今年入部された選手の中には大学時代にもAtletaをご利用いただいていた選手がいらっしゃいますね。
(髙橋監督)
はい。Atletaを使っていたことを知っていたので、大学時代の監督、コーチ、そして本人の許可を得てデータを引き継がせてもらいました。遡って情報を調べられるので助かりました。